親子バトルのある家とない家 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

親子バトルのある家とない家

東大生

東大生は親から勉強しなさいと言われたことがない人が多いというのは有名で「東大生は勉強しなさいと言われたことがない」でも、私の意見を書いてます。

中学受験業界でも、親子仲が悪いと良くないとか、難関校に合格する子は親が怒らず穏やかだという話も聞きます。

でも、この話は根本的に東大生の話と同じなんだと思います。

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必要性

子供が真面目に家庭で勉強し、偏差値もよければ、親は何も怒る必要がありません。

だけど逆に子供が全く勉強しなければ、親は最初は優しく諭していても、結局、最後は怒ってしまう方が多いのではないでしょうか。

そして、そういう子は親が怒ったところで、真面目に勉強しません。

その結果、偏差値も下がり、頑張っている子との差は開く一方で、親は余計に子供を叱ることになります。

好きにさせる

ネット上で、親子関係の良い家庭を見ていると、やはり親御さんがお子さんを好きにさせている家庭が大半だと思います。

そして、そういう家庭の中には子供の偏差値が低いどころか、学校の宿題すら真面目にやらないという子もいます。

さらに、その結果、先生に怒られて、学校に行きたくなくなり、不登校になる子もいるようです。

それでも親は子供の味方になり、担任の先生を責めて、子供を叱らないから、子供はどんどん好きなことしかしないようになり、最終的に長期間の不登校になってしまうケースもあります。

前にも書きましたが不登校から再登校できるのは4人に1人の割合しかいません。

甘く考えていると不登校の期間は長引く一方だと思います。

大人になった時

確かに、親が子供を叱らず肯定し続け、好きなことだけやらせていれば、親子仲は良くなる可能性は高く、子供も荒れにくいでしょう。

でも、それはあくまで子供のうちだけではないでしょうか。

親は子供より先に死ぬでしょうし、そうなった時に困るのは子供です。

大きくなって急に働けとか家を出ろと言うぐらいなら、幼い頃に例え子供と衝突することになっても、ダメなことはきちんと叱り、やるべきことはきちんとやらせたほうが良いと思います。

子供との衝突を避けるのは楽です。

実際「見守るほうが難しいは本当なのか」で書いたように、子供に注意をしすぎて、母親が精神的にまいってしまったケースもあります。

だけど、将来の子供の自立のためにも、逃げていてはだめなんだと思います。

「放っておけば、子供はいつか自分で動き出す」という甘言に流されないでください。

大人になっても動き出せず、1日でバイトをくびになることを繰り返す子や、そのままひきこもる子も大勢います。

だから、忙しさにかまけて子供を放置せず、なるべく小さいうちに、きちんとたくさんのことを教えて、きちんと努力する習慣をつけてあげることが、大切だと思います。

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