いたずらしない子
息子は幼児期以降は、あまりいたずらをしませんでした。
それは私が息子のいたずらに対して、決して笑わずに注意し続けてきたからだと思います。
息子がいたずらをしても「お母さんは何も面白くないよ」「お母さんは嫌な気持ちになったよ」と言い続けてきました。
幼い子供に対して厳しすぎると思う方もいるかもしれません。
だけど子供のいたずらを笑ってすませてしまうと、子供はいたずらを悪いことだと認識せずに繰り返します。
親が笑っていれば、親も楽しんでいると誤解することもあります。
いたずらにも色々種類がありますが、私は相手が嫌がったり困る姿を見ることを目的としたいたずらは、絶対に許すべきではないと思います。
それは将来的に友達や周りの人間に対する嫌がらせにつながる可能性があるからです。
最悪の場合、友達を傷つけるいじめに発展する場合もあります。
やりたいことは許可をとる
息子には「何かをしたい時や試したい時は、お母さんに言って」と伝えていました。
親と一緒に何かを試すことは、いたずらではなく実験になります。
子供は知的好奇心が強いので、これをこうしたらどうなるのだろうと疑問に思います。
だから子供が試してみたいと思うことは、親が見守りつつ安全を確保した上でなら、積極的にやらせても良いと思います。
ただし危険なこともあるので、親のいないところでは決してやらないように、きちんと約束させる必要があります。
相手の気持ち
相手の気持ちを尊重することは大切です。
例えばプールで友達に「水をかけて」と言われてかけるのは、いたずらではなく子供同士の遊びになります。
だけど嫌がる相手に無許可で水をかけ続ければ、それはいたずらや嫌がらせになります。
最悪の場合は、いじめになることもあります。
同じ行動でも相手の気持ちや状況によって、いたずらや嫌がらせになることもあれば、遊びや実験になることもあります。
いたずらとの戦い
息子の同級生にもいたずらをする子がいるようです。
少し前に友達のランドセルを勝手に開けて、カバーをあげるといういたずらをする子がいました。
息子は「やめなよ」と言ったそうですが、いたずらする子は聞く耳を持たなかったようです。
いたずらされた友達が「やめて」と言って困っていたので、息子はその友達のランドセルをなおしてあげました。
だけど息子がなおすそばから、何度も同じ子が面白がってランドセルを開けてしまうので息子も困っていたようです。
子供のすることだからですます人もいますが、私は他人を思いやる気持ちは、例え小さな子供でも持つべきだと思います。
相手が嫌がったらすぐやめるように教えるのは、躾の基本だと思います。
それを教える上でも、相手が困ったり嫌がることを楽しむようないたずらは、幼い頃から親が厳しく注意したほうが良いと思います。