息子からもらって複雑な気持ちになった物 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

息子からもらって複雑な気持ちになった物

プレゼント

息子はたまに私にプレゼントをくれます。

きれいだと思ってひろった石や、大きなどんぐり、手作りの折り紙や、リボンのネックレスなどです。

石やどんぐりは正直処理に困りますが、息子が作ってくれたものは、どんなに不器用で、不格好な物でも、とてもうれしいです。

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手作りカード

先日も息子が私に折り紙と手作りカードをプレゼントしてくれました。

本来ならとてもうれしいのですが、カードに書かれていたメッセージを見て、少しだけ複雑な気持ちになりました。

カードには「お母さん、いつも勉強教えてくれてありがとう」と書かれていました。

それを見て、なんとも言えない気持ちになりました。

幼稚園での感謝の言葉

うろ覚えの話ですが、昔、あるお父さんが幼稚園で、1人ずつ親に感謝を伝える時に、娘さんから「いつも勉強教えてくれてありがとう」と言われたそうです。

そのお父さんは自分の子育ては間違っていなかったと、いたく感動されていました。

でも、私はその時、何ともいえぬ違和感を抱いたことを覚えています。

少なくとも、私がその言葉を言われていたら、逃げ帰りたい気持ちになっていたと思います。

息子にかけてる時間

私が違和感を抱いたり、複雑な気持ちになった理由は自分でもよくわかりません。

勉強は生涯必要なことだし、将来息子にやりたいことや、入りたい会社ができた時に、役立つ可能性は高いです。

だけど、息子の中で私に一番感謝していることが、勉強を教えていることなのかと思うと、何だか少しだけ空しい気持ちになります。

確かに私は息子に、それなりの時間をかけて勉強を教えているけど、それと同等以上の時間をかけて、料理したり、旅行したり、おでかけしたりしています。

でも、料理は息子がいない時間に大半を仕込んでるし、旅行やおでかけは私自身も楽しんでるので、息子のために努力してるようには見えないのかもしれません。

むしろ息子以上にはしゃいで楽しんでいる時も多いので、本当に誰のためだかよくわからなくなる時もあります。

そういった意味で、息子の見えている範囲で、私が一番息子のために努力しているのは、息子に勉強を教えていることになるのかもしれません。

遊びたい

私の本音は、勉強なんてやめて、もっと息子と遊びたいのかもしれません。

そして、息子の中の私との思い出が、勉強ではなく、たくさん遊んだ思い出であって欲しいと願っているのかもしれません。

だから、低学年の今は長期旅行に行ったり、たくさんおでかけしています。

でも学年が上がるごとに、それも徐々に難しくなるでしょう。

来年の3年生が全力で遊べる最後の年になるかもしれません。

だから、平日やおでかけしない日は頑張って勉強しつつも、これからもたくさん息子と遊びに行きたいと思います。

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