ネットの中学受験情報は信用できるのか | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

ネットの中学受験情報は信用できるのか

ネットの情報

私は中学受験関連の情報を見るのが好きなので、本でなくインターネットも、よく見ています。

すると偉い先生達の本には書いていないような話も、色々書かれています。

ただネットの情報は誰にでも発信できます。

それこそ私のような素人であっても、全世界に情報を発信できます。

だからと言って、ネットの情報が全て信憑性が低いということもないと思います。

>> 息子のプロフィール

書籍

偉い先生達の書いた本に登場する人物は、大抵御三家に受かる優秀児であり、凡人が同じ取り組みをすると、逆に出遅れる可能性もあります。

実際私は、息子が幼稚園時代はたくさん中学受験の本を読みましたし、中学受験に挑戦しているお子さんのブログも見ていました。

本には小さい頃はのびのび自由に遊ばせることを推奨するものが多いですが、そうやって幼児期から低学年を過ごしたお子さんは結局出遅れて、有名塾に入ったけどついていけず転塾されていました。

何がその子によって良いのかは違います。

ただ「意図的と放任的養育」でも書いたように親が適度に干渉したほうが子供は学歴的に見れば優秀に育っています。

また「幼い頃に母親と勉強すると学力が伸びる」で書いたように、できるだけ幼い頃から母親と勉強していた子のほうが認知能力が高く、その後も認知能力を伸ばす助けになっています。

これらの研究は、IQを伸ばすことを目的としたアベセダリアンプロジェクトの結果とも似ています。

実際にアベセダリアンプロジェクトでも、乳幼児期に教育を受けた子は、教育を受けなかった子供達よりも大学の卒業率が高いという結果になりました。

私の見たデータ

中学受験や子育て本に書かれていることが全てではありません。

少なくとも私が調べた範囲では、親が子供に手をかけたほうが学歴の点では優秀になるというデーターが多いと感じました。

逆に子供を自由にしたほうが良いという本や記事には詳しいデータや統計が一切ないことが多く、数人の子を見ただけの著者に感想が述べられているようなものも多くありました。

中には「幼児期の先取教育否定の根拠」で書いたように、先取学習をさせるよりも、子供の頃は自由に遊ばせたほうが、かしこく育つと書かれているのに、就学後から先のデータがないような記事も見たことがあります。

幼児教室や塾や学校の先生は多くの子供達を見ることができます。

だから、自分の考えに合う子だけを選んで、本に書けます。

例えば先取学習を嫌う先生が、先取学習して御三家に受かった子や、逆に先取学習を一切せずに授業についていけずに、塾をやめた話は書きません。

だけど、ブログやSNSには、そういう話もたくさんあります。

周りの人

私は周りの人には、息子が先取学習していることは話していません。

子供のことなので、ぽろっと出てしまうこともあると思いますが、息子にも口止めしているので、自から話すことはないと思います。

それに、子供同士で話したところで、先取学習をしていない子からすれば、話を聞いても、きっとよくわからないでしょう。

世の中には幼い頃からの先取学習を嫌われる方も多いし、家庭学習でどんどん進めているけれど、実際の周りのママ友には話していないという人も多いのではないでしょうか。

ネットの情報は信憑性が低いですが、日常生活では話せないような本音を、インターネット上で書いているという人も多いのではないでしょうか?

ちなみに、私もその1人です。

だから、普段知らないような本音を見ることのできる場でもあると思います。

灘と開成に合格

以前、インターネット上で、先取学習をして、灘と開成に合格した人を見たことがあります。

書かれている内容がリアルなことや、ある程度、続けて書かれている方の話は、ネット上の話でも、それなりに信頼できると思います。

逆に日常生活では、先取学習など、あまり周りからよく思われないことは、隠したり誤魔化す人も多い気がします。

だから一概にネットの情報よりも、日常の周りの情報や、本に書いてあることのほうが信頼できるとは言いきれないと感じます。

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