親から言われたことがない
東大生は親から「勉強しなさい」と言われたことがない子が多いという話はわりと有名です。
だけど、ここで誤解してはいけないのは、親が「勉強しなさい」と言わなかったから東大に入れたのではないというところです。
安易に表面の情報だけを受け取って子供に勉強させないでいると、東大どころか、とんでもない勉強嫌いになってしまうこともあると思います。
理由
東大生が親に「勉強しなさい」と言われなった理由はふたつ考えられます。
まず一つ目は、子供が自ら勉強するタイプだったというケースです。
世の中には生まれつき優秀で知的好奇心が高く、自ら楽しんで勉強するようなタイプの子もいます。
そういう子の場合、親はいちいち「勉強しなさい」と言う必要はありません。
親に言われなくても、子供は勝手に勉強するのですから、親はただ子供を見守っていれば良いのです。
これが東大生が親に「勉強しなさい」と言われない理由のひとつです。
佐藤ママ
もうひとつの理由は、佐藤ママのようなケースです。
佐藤ママは子供が1歳の頃から公文に入れて、兄弟全員で勉強する時間を家庭内で意図的に作っていました。
つまり物心着く前から当たり前に勉強をする習慣ができていたのです。
大抵の子は入学前に食事や入浴や歯磨きなどの生活サイクルはできていると思います。
その生活サイクルの中に勉強を組み込んでしまえば、当たり前の習慣として、勉強をできるようになりやすいのだと思います。
「勉強しなさい」と言わなくても、帰ってきて手を洗っておやつを食べたら勉強するという習慣ができていれば、自然とやれる子も多いのではないでしょうか。
最初から親が子供の自主性に任せたのではなく、早くに習慣化することで「勉強しなさい」と言う必要がなくなったケースも多くあると思います。
普通の子
東大生は勉強しなさいと言われたことがない子が多いかもしれませんが、決して勉強してなかったわけではないと思います。
優秀な子は自主的に勉強するので、親は何も言う必要はありません。
ただ普通の子の場合は、なるべく早くに親が習慣化してあげないと、最低限の勉強すらできなくなる子もいます。
宿題もやらず、学校の授業にもついていけなくなれば、それが原因で不登校になってまうこともあります。
不登校YouTuberのゆたぼんも、学校の宿題をやらなかったことが原因で不登校になっています。
だから、普通の子の場合は、幼い頃から勉強をする習慣をつけてあげたほうが、後々の学校生活も楽になると思います。