熱しやすく冷めやすい
私はもともと熱しやすく冷めやすい性格だと自覚しています。
飽きるまで、ひとつのことに没頭してしまうタイプで、逆に熱がさめると一切興味をなくしてしまうことが多いです。
ちなみに、今は息子の教育と中学受験に専念しています。
ただ、息子の教育や中学受験に関する私の熱量は、明らかに以前よりも下がってきていると最近感じています。
6年間
息子に少しずつ勉強を教えるようになってから、約6年の月日がたちました。
我ながらよくここまで、飽きずに熱中できたと思います。
思えば、仕事以外でここまで長年熱中したものはなかったかもしれません。
子供の教育は面白く、人によって色々な考え方があり、それを見聞きするのも楽しかったです。
中には明らかに違うと思える情報もあって、そのような教育内容に反発するブログも書きました。
ちなみに私が一番間違って伝わっていると感じている教育は「非認知能力の真実」や「非認知能力の誤解」、「非認知能力が遊べば育つと言われる理由」などで書いています。
中学受験に興味をなくす理由
親が中学受験に興味をなくす理由で多いのは、子供の成績が思ったより上がらないとか、下がった時に多いと思います。
ただ今のところ息子は2教科で60を超えることがほとんどで、この前の確認テストでは過去最高の順位をとり驚きました。
しかも、久しぶりに私が勉強を見て対策したテストで、前回から順位を大幅に伸ばしました。
だけど不思議と高揚感のようなものはあまり感じられませんでした。
偏差値60超えは息子にしては、できすぎているほうで、今後どんどん偏差値は下がると思いますが、それは、私の熱が冷めてきた原因ではありません。
悩み
中学受験が本格化する来年以降、学年があがるごとに、きっと、どんどん時間がなくなっていくでしょう。
そして中学になれば本格的な反抗期になり、もう今のかわいい息子はいなくなっていることでしょう。
こんな大事な時期に、本当に息子と勉強ばかりしていていいのか、最近ずっと悩んでいます。
息子が3歳の時に夢中になって何度も乗った乗り物に、もう息子は乗りません。
息子が大好きで目を輝かせていたも乗り物もキャラクターも、今は興味がありません。
それでも、まだ子供らしい面は多く、昔ほどではありませんが今も息子と一緒にたくさん遊びや旅行に行っています。
でも、もうあと1年もしないうちにこんな生活ができなくなると思うと、本当にこれでいいのか悩みます。
もちろん息子の将来を考えれば、それが一番良いのかもしれませんが、いざ現実味をおびてくると、どんどん中学受験への熱が冷めていきます。
そして最近では、心の中に、中学受験に対する小さな嫌悪感が芽生えてきている気がします。