御三家
以前、うろ覚えですが、「中学受験で御三家に合格するような子のお母さんは、子供を叱らずいつも笑顔の方が多い」と塾の先生が話されていたと、ネット上で見たことがあります。
それを聞いたお母さんは、母親がいつも笑顔だから子供の成績が良いのではなく、子供の成績がいつも良いから母親が笑顔なのだとおっしゃっていって、心の底から賛同しました。
このように、塾の先生の中にも、表面上のことしか、読み取れない人はいるのだと思います。
必要性
東大生は勉強しろと言われたことがないと言いますが、自分から勉強に没頭するような子に、母親が勉強しなさいという必要はありません。
御三家に向けて、既に必死で勉強し成績の良い子を叱る必要もありません。
親はサポートに徹して、何もいわず、笑顔で後は子供にまかせておけば良いだけです。
だけど、同じ対応を勉強嫌いの子にすればどうなるでしょうか?
悪手
勉強嫌いの子に何も言わず笑顔で見守っていれば、勝手に勉強しだすとは私には思えません。
きっと、ほとんど勉強せずに、遊んで毎日を過ごし、ほぼ丸ごしで受験することになるでしょう。
そもそも、勉強嫌いの子は、勉強がわからないから嫌な子が大半なので、ほっておいても良いことはありません。
親が教えられるなら少しずつでも教えたり、それが無理なら家庭教師や個別指導塾を使うしかないと思います。
とにかく、勉強嫌いで勉強できない子を、笑顔で見守るのは悪手でしかないと私は思います。
見守るだけでなく、親も何かしらの手をうつことは大切だと思います。