受験勉強
以前、ネット上で、習慣づけといいながら受験勉強が既に始まってるとか、小さい頃からたくさん勉強して小6までもたない子もいるというような内容を書かれている方がいました。
だけど、もうすぐ小3になる息子は、3歳からゆっくり勉強をはじめていたから、今では勉強が当たり前になっています。
勉強がわかるから、学校嫌いになることもなく、毎日楽しく通っています。
また幼児期からの先取り学習のおかげで、宿題にもあまり時間がかからないので、他の勉強をする時間もとれます。
激しい反抗期や、悪い環境に身をおかなければ、毎日勉強する姿勢は旅行とおでかけの日を除けば、今後も大きく変わらないと思っています。
マラソン
マラソンでもそうですが、若い頃から何年も毎朝ランニングしてきた人と、高齢になってから急にはじめた人と、どちらがもたないでしょうか。
若い頃からやっていても、病気で辞める人や、飽きる人も、たまにいるでしょう。
ただ、高齢になってから始めた人のほうが、確実にしんどい思いをするし、気持ちがもたなくなり続かないことが多いと思います。
私は中学受験のプロでも何でもないですが、息子が乳児期から様々な書籍や記事を読み、ブログやSNSなどを使って自分なりにリサーチを続けてきました。
その結果、きちんとした統計はありませんが、少なくとも早くから始めた子よりも、遅くから勉強を始めた子のほうが優秀になるとは、とても思えませんでした。
「幼い頃に母親と勉強すると学力が伸びる」でも書いたように、イギリスの調査では早くから親と勉強していた子供のほうが認知能力が高いというデータがあります。
そして、その後も、その体験は、子供の知能力を伸ばす力を助けになるそうです。
そして、認知力が高いということは自ら勉強している可能性も高いということだと思います。
意図的養育と放任的養育
日本はなぜか早くから勉強させたり厳しく躾けることを嫌う人は多いです。
だけど実際に、子供を早く自立させると言われているアメリカでは、日本よりもずっと、幼児期に子供を厳しく躾けるそうです。
子供を厳しく育てる親を見て、日本は海外よりも遅れているという人もいます。
だけど、幼少期に子供にマナーやルールを教えずに、子供を甘やかしている人も多いです。
海外では子供を自由にして、それが自由な発想を生み、子供が優秀になっているという誤解が広まっている気がしてなりません。
すでに「意図的養育と放任的養育」でも書いたように、子供を放任主義で育てると学歴が低くなることは、調査済です。
塾にも行かずに最難関校に合格する子もいますが、そういう子は、本当にごくごくわずかな天才なんだと思います。
本人の主体性にまかせて、うまく行くのはそういった特別な才能のある子供達だけです。
普通の子は主体性に任せれば、好きなことに時間を費やすでしょう。
それがゲームや動画視聴の場合だってあるのです。
主体性にまかせて、うまく行かなければ、教育困難校にしか進学できなかったり、フリーターや、引きこもりになることも考えられます。
だから普通の子の親は、変に子供を特別な存在にしようとせず、早くから、せめて勉強ぐらいは良い習慣をつけてあげてほしいと思います。