タフ・ラブ | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

タフ・ラブ

誤解

日本では誤解している人も多いと感じますが、アメリカなどの海外の国では、むしろ日本よりも幼児期は子供も厳しく育てている国も多いようです。

以前「アメリカの教育は厳しい」や「アメリカは日本よりも厳しい親が多い」でも書きましたが、アメリカは幼い子供の教育に関して日本よりも厳しい親が多いでそうです。

例えばアメリカでは、日本のように店内で子供を走らせないでくださいというアナウンスは、流れることがないそうです。

これは子供を自由にしているからではなく、親がしっかりと子供をしつけて店内で走らせるようなことはしないから、そのような当たり前のアナウンス不要なそうです。

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アメリカに古くからある言葉

アメリカには、「タフ・ラブ」という言葉があるそうです。

これはアルコール依存症の夫を構成させるため、妻たちが1950年代頃から使いはじめた言葉だそうです。

育児にも「タフ・ラブ」が必要なのではないかと私は感じています。

実際、子供の意見を尊重して何でも好きにしてきた子供達は、大人になった時に、特別な才能がない限りは、自分の好きなようにはできなくなります。

親が資産家の場合は別かもしれませんが、どんな仕事でも、例えフリーランスであっても期限やルールはあります。

小さい頃は、かわいくて、つい甘やかしたくなります。

でも本当に愛しているからこそ、私は子供に厳しくルールを教える強い意志が必要なのだと思います。

日本の教育

日本は「タフ・ラブ」と、逆の方向に向かっていると感じます。

虐待や体罰は別ですが、子供の教育には、ある程度の厳しさも必要だと思います。

実際に「正しい教育とは」でも書いたように、厳しい先生のクラスのほうが、問題児や不登校児がいないという事例もあるようです。

また日本の教育から「タフ・ラブ」が失われるにつれ、不登校児も発達障害児も増えています。

小さい子に厳しくするのはかわいそうと思う親御さんもいるかもしれませんんが、本当に愛情があるのなら、将来子供が何もできず自立できなくなるほうが、かわいそうだということを、きちんと考えてみて欲しいです。

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