欲しいもの
少し前に息子と歩いている時、息子が「お母さんはサンタさんから何をもらいたい?」と聞かれました。
私は、何も考えずに現実的にもらえたら嬉しいものを答えてしまいました。
その時は、それで話が終わったのですが、数日たってから息子が急に「ぼくお母さんのサンタさんになりたいな」と言ってきました。
それを聞いた私は、息子が手作りできる物や、息子の貯金で買える安い物を言えば良かったと後悔しました。
本当に、気のきかないダメな母親だと思います。
サンタクロースの正体
「本当のことをばらす」でも書きましたが、息子には既にサンタクロースが私だと言うことは伝えています。
だから今年はサンタさんにお手紙は書かずに、息子が欲しいと思うプレゼントを一緒に選びました。
プレゼントは毎年の恒例どおり、私がラッピングして、クリスマスの朝に枕元に置く予定です。
息子はサンタクロースではなく、私がプレゼントを置くことを知っていますが、それでもクリスマスの朝をとても楽しみにしています。
息子の優しさ
息子にプレゼントを置いているのが私だと伝えた時、私の不安とは裏腹に息子は喜びました。
私が息子のために毎年プレゼントを用意して家の中に隠し、夜中にそっと枕元に置いていたという事実を知って、息子は自分のために親が努力していたことを嬉しいと感じたようです。
だから息子も私のためにサンタクロースになって、私を喜ばせたいと思ってくれたようです。
息子は、たまに「誰の子?」と思うほど優しい時があります。
でも、きっとあと10年もしないうちに反抗期がきて「優しかった息子は一体どこへ?」という状態になると思うので、今の優しい息子の姿を脳裏に焼き付けておこうと思います。