子供とYouTube | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

子供とYouTube

1日8時間

前にSNSで2歳の子供にYouTubeを8時間見せているという投稿を見かけたことがあります。

それに対して肯定的な意見も多くて、とても驚きました。

一切見せるべきではないとは思いませんが、幼い子供が1日の大半をYouTubeを見て過ごすのは絶対によくないと思います。

ちなみに我が家は、今は何か知りたいことがある時以外はYouTubeは見せません。

また見せる時は、必ず私も一緒に見ています。

>> 息子のプロフィール

YouTubeから学ぶ

その投稿をされた方や肯定的な意見の方はYouTubeから子供が色々なことを学んでるとおっしゃっていました。

だけど、いくら文字や数字や色や形を覚えても、犠牲にするものが大きすぎると感じます。

動画を見ている時間は、本来であれば子供が親と対話したり、手を使って遊んだり、生活の中から色々なことを学んで吸収する時間です。

動画を見なくても親子できちんと対話していれば、子供は生活の中から自然と色々なことを学んでいけます。

親が楽した影響はすぐには出なくても、何年もあとになって出てくる可能性があります。

だから安易に楽なほうに流されてほしくないと思います。

テレビ

YouTubeがテレビよりもよくないと思うのは、勝手に次々とおすすめ動画が出てきて再生されてしまう点です。

だから視聴内容がとても偏りやすく、長時間視聴してしまいやすいです。

個人的にはテレビのつけっぱなしも良くないと思いますが、テレビの場合は子供の興味のないものも放送されるので、視聴をやめるタイミングがとりやすいです。

また教育番組などは子供の教育にも配慮されて作られていますが、YouTubeは素人でも投稿できてしまうので質の悪いものも混ざりやすいです。

だから子供に見せるのなら、YouTubeよりもテレビのほうが良いと思います。

ちなみにその方のお子さんは、いないないばぁなどの教育番組も見なくなってしまったそうです。

勉強

個人的な感想ですが、子供が勉強しないとか、勉強ができないと嘆いてる家庭のお子さんは、YouTubeやゲームが大好きな子が多いです。

そして幼い頃から当たり前のように、長時間デジタル機器を使っていた子が、とても多いと感じています。

実際に全国学力調査の結果を見ると、ゲーム時間が長い子ほど正答率が低いという結果が出ています。

動画視聴についても、携帯電話やスマートフォンを持っている子供のみで比較するなら、視聴時間の長い子ほど正答率が低くなっています。

一度悪い習慣が根付いてしまえば、それを変えるのはとても難しくなります。

子育ては、どんなに嘆いても前に戻ることはできません。

どうか楽な育児に流されずに、よく考えて本当に必要な時のみ使わせて欲しいと思います。

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