小1の1学期の授業参観
少し前になりますが、小学1年生の息子の授業参観がありました。
はじめての授業参観でしたが、私の予想以上に息子はとても頑張っていました。
何度か手もあげて、先生にあてられた時は、きちんと大きな声で答えらえていました。
家ではよく背筋が曲がってることもよくありますが、想像以上に姿勢もよく真剣に授業を受けていました。
きっと授業参観でたくさんの保護者が見に来ているから、緊張感があったのだと思います。
それでも、息子がしっかりと授業を受けている姿を見られて少し安心しました。
手をあげる子
毎回手をあげるメンバーはだいたい固定されていました。
ただ、その中には先生にあてられたい気持ちが強すぎて「はい」「はーい」と何度も大きな声で言う子や、他の子があたると「えー」と言ったり「はぁ」と大きなため息をつく子もいました。
そして前の子が言ったことと同じことを言ってしてしまう子も何人かいました。
例えば子供が思いつく範囲では5つぐらいしか答えのない質問が出たとします。
最初は8割程度の子供が手をあげます。
でも何人かが当てられると、同じ答えを考えていた子供達は手を下げていきます。
息子も自分の考えていた答えと同じ答えが途中で出たので、手を下げたようです。
授業参観日なので、きっと親に良いところを見せたくて、はりきりすぎた子も多かったと思います。
だけど手をあげることや当てられること自体が目的になってしまのは良くない気がします。
手をあげることや発言することなど、子供の積極性ばかりに注目して褒めていると、手をあげて発言すること自体が子供の目的になってしまう危険性があります。
私も、そういった点で息子の褒め方を気をつけていこうと思いました。
息子には「きちんと友達の答えを聞いて、手を下げられたのは偉かったね」と伝えておきました。
ノートに書く時間
以前、息子の連絡帳の字が汚いので、丁寧に書くように注意したことがありました。
息子は授業中は丁寧に書いてる時間がないと主張していました。
私は入学早々、そんなに早く子供に字を書かせるわけがないから、きっと息子の言い訳だろうと考えていました。
だけど息子の授業の様子を見ていると、確かにゆっくり丁寧に字を書く時間がないと感じました。
先生が字を書いてから、次に字を書くまでの間の時間はそれなりにあります。
だけど、その間も先生は話しますし質問も出ます。
先生の話や質問、他の子の発言もきちんと聞いておかないと、授業についていけなくなります。
息子は先生の話をしっかり聞き、そのあとノートに文字を書き、次の話が始まる前に書き終えて、また集中して先生の話を聞いていました。
書くことだけに集中するのなら丁寧に書く時間はあるのかもしれませんが、それでは授業の内容が頭に入らなくなってしまいます。
「ひらがなの読み書きは入学前に」でも書きましたが、本当にひらがなを素早く書く練習だけは、入学前からやっておいたほうが絶対に良いと思います。
黒板の文字を書き写すことだけに時間をとられて、授業をきちんと聞けなくなると、授業についていけなくなる可能性が高くなります。
幼い頃から字の読み書きだけは、少しずつ練習しておいたほうが良いと思います。