ひらがなの読み書きは入学前に | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

ひらがなの読み書きは入学前に

ひらがなの読み書きだけは入学前に!

息子が小学1年生になってから痛感していることがあります。

それは本当にひらがなの読み書きだけは就学前にやっておいて良かったということです。

世の中には「小学校で丁寧に教えてくれるから平気だよ」とか「入ってから新しいことを知るほうが楽しいよ」と言う人もいます。

だけどそれは学校や周りの環境、そして子供の優秀さにより違います。

子供が通う予定の小学校の状況がよくわからない場合は、ひらがなの読み書きだけでも練習しておいたほうが良いと思います。

>> 息子のプロフィール

くもん はじめてのひらがなボード

1学期から連絡帳を自分で書く

息子の小学校では、すでに連絡帳を子供達が自分で書く練習が始まっています。

幸いプリントでもお知らせがあるので学校の準備に困るということはありません。

ただ周りの子がスラスラ連絡帳を書いている時に、自分だけ書けないというのは、かなり辛い状況です。

また例え小学校で習ったひらがなでも、すぐに書けるようになるのは、それなりに優秀な子だけだと思います。

世の中には「小学校で丁寧に教えてくれるから、大丈夫」と言う人もいます。

確かに息子も、ひらがなは学校で丁寧に教えてもらっています。

ただ、それはひらがなを丁寧にきれいに書くための指導だと感じます。

息子の通う小学校は教育熱心な家庭が多い小学校で中学受験率も高めです。

だからかもしれませんが、就学後に初めてひらがなを習う子がいない前提で物事が進んでいると感じます。

もちろん担任の先生もクラスの様子を見て、その中で進め方を決めている部分はあると思います。

実際に息子のクラスは全員ひらがなの読み書きが問題なくできてます。

もし、ひらがなの読み書きができない子がいれば、きっと先生も丁寧に教えてくれると思います。

でも周りの子ができていることが自分だけできないのは、子供にとっても辛いことだと思います。

他の小学校のことも少し調べてみましたが1学期のうちに、連絡帳を自分で書き始める小学校はそれなりにあるようです。

入学後は環境の変化で疲れる

入学後は新しい環境に慣れるだけで子供達は精一杯です。

特に息子のように自由保育の幼稚園出身の子供は、生活の変化についていくだけでも本当に大変です。

ひらがなの読み書きができない子は幼稚園や保育園では習っていない子なので、自由保育の園出身の子が多いと思います。

学校の環境に慣れるだけでも大変な時期に、家庭でも新たに毎日ひらがなの読み書きの練習をしなければならなくなると子供は本当にしんどいと思います。

授業で習っただけですぐに読み書きできるのは、それなりに優秀な子だけです。

普通の子は多少は家でも練習しないと、すぐにはスラスラ読み書きできるようにはならないと思います。

また字の読み書きに慣れていない子は宿題をやるだけでも大変な作業になります。

その結果、宿題や勉強に嫌がるようになりかねません。

みんなができてることをプレッシャーを感じながら疲れている中で練習するのは、子供にとっても大きな負担になります。

まだ学校生活に慣れていない時期に、帰宅後ひらがなの練習するのは本当に大変です。

時間に余裕のある就学前の時期にこそ、親が色々工夫しながら子供をやる気にさせて少しずつ取り組んでいったほうが子供のためにも良いと思います。

自己肯定感を守るためにも

中学受験をしない場合、息子のように何年も先取する必要はないと思います。

また優秀なお子さんは、その場で習って習得するほうが効率が良い場合もあるでしょう。

だけど普通の子は最初に自分だけできないと、過度な劣等感を抱くこともあります。

どれだけ親が就学前にのびのび遊ばせて子供の自己肯定感を育てようとしても、小学校に入学して自分だけできなければ、せっかく育てた自己肯定感も崩れ去ることになります。

一度心にしみついてしまった劣等感や勉強に対する苦手意識を払拭するのは大変で、それまでの何倍もの手間がかかります。

だからこそ、ひらがなの読み書きだけは、子供のためにも入学前から始めたほうが良いと思います。

小さいころから勉強させるのはかわいそう」でも書きましたが、むしろ小さい頃からスモールステップで少しずつやっていくほうが子供の負担も少ないと思います。

親の負担は大きくなるかもしれませんが、それでも子供のために少しずつ取り組んでくことをおすすめします。

ひらがなの読ませ方については「ひらがなの教え方」に書いていますので、よろしければご覧ください。

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