教育格差の改善のために必要なこと | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

教育格差の改善のために必要なこと

東大生

以前「意図的養育と放任的養育」でも書きましたが、親が計画的に介入する意図的養育で育つ子のほうが、子供の自然な成長を前提とした放任的養育で育つ子よりも、学歴到達という点で見ると良い結果を得られています。

東大生の中には、小さい頃は親に自由にさせてもらったという人も多いそうです。

だけど松岡亮二さんの教育格差のデータを見て、本当に自由に自分で選んできたのではなく、実は親が色々とお膳立てしていたのだなと感じた東大生もいたそうです。

息子も今のところ自分の意思で習い事に通い、自分に必要なことだから勉強していると考えていると思います。

ただ自然とそうなったわけではなく、幼い頃から私が意識づけをしてきたからこそ、そのように育っているのだと思います。

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子供のやる気

以前見た番組の中で、松岡亮二さんは、教育格差をなくために国が動くべきだと考えられているようでした。

確かに国としても何らかの政策は必要だと思います。

ただ例え塾や私立中学の授業料が無料になったとしても、子供本人にやる気がなければどうしようもありません。

教師が無理に宿題をやらせようとした結果、不登校になってしまった不登校YouTuberの子のように、勉強嫌いになってから周りが強制しても遅いのだと思います。

そうなる前の幼児期前半から、勉強の大切さを教えたり、当たり前に勉強する習慣を少しずつつけていくことが大切だと感じます。

そのために最初にすべきなは、自由に育った子のほうが後で伸びるとか、かしこくなるという価値観を訂正していくことではないでしょうか。

親が変わらなければ、子供を変えることはできません。

まずは他の育児神話のように、子供の自主性に任せて自由に育てたほうが優秀に育つという理論は、学歴達成という点では誤りであったことを、もっと世の中に広めるべきだと思います。

親がきちんと関わらないと子供の学歴が低くなることが世間に認知されていけば、親の教育に対する意識も少しずつ変わるのではないでしょうか。

親の意識改革

学習意欲のない子にいくら支援しても無駄に終わることのほうが多いと思います。

だけど生まれつき知的好奇心を持っていない子なんて、いないのではないでしょうか。

私は教育格差を是正するために最初にやるべきことは、親の意識改革だと感じます。

親御さんが中卒でも、子供の勉強を見て私立中学に合格させた前例はあります。

もちろん限度はありますが、親の意識と努力次第で、子供の将来は、ある程度までは変えられる気がします。

最終的には国からの支援も必要ですが、まずは幼い頃から学習や意識付けの大切さを、親世代に広めていく必要があるのではないかと感じています。

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