悪影響
最近は、少しずつ調査が進み、デジタル機器が幼い子供に与える悪影響もだんだんと判明してきていると感じています。
ただ、まだまだスマホ育児をしている親御さんも多く、中には子供がスマホやタブレットの動画視聴で、数字を覚えたとかアルファベットを覚えたと喜ばれているような親御さんもいます。
だけど、以前読んだ記事では、近年の研究で、子供は二次元の情報を現実と重ねることが不得意とされていることが判明したそうです。
つまりスマホのような二次元の情報から学べることは少ないということです。
リンゴ
例えば、子供はスマホにリンゴが映っていても、それを現実のりんごと完全に同一視できなかったり、甘さを想像したり、きれいや硬いといったイメージを浮かべられないそうです。
また絵本の読み聞かせの場合、単なる内容の理解だけでなく、コミュニケーション能力や教養を育てるのに役立ちますが、スマホは一方的なので親子の双方向のコミュニケーションがとれません。
スマホ育児では、子供は現実感のない状態で、表面的な情報だけを押し付けられている状態になってしまいます。
これでは、子供の感性も想像力も育たないのではないでしょうか。
スマホ操作
統計によると、子育て世代の親の半分以上が1日3時間以上スマホを使用しているとしているそうで、約7割が「子供と遊んでいる最中にスマホを操作している」と答えたそうです。
確かに幼児は何度も何度も同じことを要求するし、面倒に感じる人も多いのかもしれません。
だけど、その子がその遊びをして、笑ってる笑顔はその時期にしか見れないものです。
最近、息子も背が伸びてきて、私の体調が良くない時は、私の荷物も自ら持ってくれたりします。
今でも、とてもかわいくて優しくて、幼い男の子です。
だけど2歳から3歳のあのかわいさは、あの時しか味わえないものだったのだと痛感しています。
大きくなっていく息子を見ていると頼もしくもあり、寂しくもあります。
だから、本当に今しかない子供との会話や遊びを大切にして欲しいです。