幼児期の集団の習い事
幼児期の習い事は色々ありますが、集団で習う習い事の中で育てられる力があると感じています。
それは待つ力です。
集団での習い事をしていると、並んだり座ったりして順番を待つことは多いと思います。
他の子の順番の時にきちんと並んで待つということは、小学校に入り集団生活をする上で大切だと感じます。
特に息子のように自由保育の園の場合、普段の園生活の中で待つことがあまりないため、なかなか待つ力を育てる機会がありません。
息子は集団の習い事を通じて、人の順番の時はきちんと待つという習慣が多少なりとも身に付いたように思います。
習う姿勢
もうひとつ育てられると思う力は、人に何かを習う姿勢です。
息子には、先生に教えてもらっている立場なのだから、先生が話している時は目を見てしっかり聞くように教えていました。
これは個人の習い事でも身につく力ですが、集団の場合、周りの子の様子が気になって集中して聞けないこともあると思います。
周りを気にせずに先生の話を集中して聞くという力は、集団の習い事のほうが身につきやすいと思います。
そして先生から習ったことを実行できるように、きちんと考えて行動するよう言い聞かせていました。
先生がなおしたほうが良いと言うところはきちんと理解して、素直になおそうとする気持ちは大切です。
それが習い事を習う上で一番大切なことで、早く上手になるコツだよと、息子にも教えています。
だから息子は、習い事の時間はいつも真剣に取り組んでいます。
親が見ていないと育ちにくい
習い事で待つ力や習う姿勢が育つと言いましたが、そのためには親もきちんと子供を見ていなければいけません。
習い事での態度が悪くても親が気づいて注意しなければ、子供はそのままの状態で習い続けることになります。
そうなると逆に悪い習慣がついてしまうこともあります。
あまりにもひどい時は先生から注意してもらえる場合もありますが、先生も常に全員に目を配ることはできません。
だから親がしっかり子供を見て、習い事での態度について親子で話し合うことは大切だと思います。
私は息子がどんなに上手くできても、きちんと待てなかったり先生が話しているのに違うところを見ていた時は、習い事が終わってから注意していました。
習い事の出来については、真剣に取り組んでいればどんな結果でもかわまないと思っていましたが、習う態度だけはきちんと躾けたいと考えていました。
親が子供の様子を見ていなければ、子供の態度が悪くても注意することもできません。
だから習い事で待つ力や習う姿勢を育てたい場合は、子供をきちんと見ておくことが大切だと思います。