子供が向いていること
勉強ができない子や興味のない子に必死で勉強させている親に対して、勉強以外にもっと向いてることを探してあげたほうが良いと言う人もいます。
だけどその勉強よりも向いてることを、自分の将来につながるところまで極められる子が、いったいどれだけいるのでしょうか?
スポーツ推薦で有名大学に進学できるのは、県大会や全国大会で上位の成績を収めた才能ある子供達だけです。
楽器の演奏や絵なども有名な音大や美大は狭き門です。
また音大や美大を卒業しても、音楽家や芸術家になれない人は大勢います。
勉強以外で子供に多少向いていることがあったとしても、それを子供の将来につなげるのは、勉強よりも、ずっとハードルが高いと思います。
勉強は向いてる仕事につくためにも大切
将来的にやりたい仕事や働きたい会社が見つかった時に、勉強できることはひとつの強みになります。
学歴なんて意味がなくなると言われて久しいですが、いまだに学歴フィルターはあります。
子供に向いてることを探せと言っても、それで将来食べていけるほど向いている才能を持った子は稀です。
将来やりたいことや働きたい会社が見つかった時に、好きな道を選べる確率を少しでも上げるために、子供に勉強をさせておくことは悪いことではないと思います。
それに勉強をこつこつ頑張ることは、目標に向かって努力する力や忍耐力を育てることにもつながります。
そういった経験を積んでいる子のほうが、本当にやりたいことが見つかった時にも強い気がします。