再登校
以前、「不登校児を再登校へ導く人」で不登校の子供をたくさん学校に再登校させた人の話を書きました。
その話を聞いて、前にインターネット上で自分の不登校の経験を語っていた方を思い出しました。
その方の言われていることは、「スダチ」の代表である小川さんと重なるところがありました。
面倒くさい
その元不登校の方は、不登校になってしばらく経つと、どんどん面倒くさくなって、楽なほうに流されてしまったそうです。
だけど安心できる環境で少しエネルギー回復した後はちょっと背中を押してもらうぐらいが丁度よかったそうです。
親が見守りにとらわれすぎてしまうと、親も子供もなかなか前に進めない場合もあるのではないかと心配されていました。
その方は背中を押してくれた親御さんに感謝されていました。
楽
今は、不登校の子供は、ただひたすら見守ることが大切で、自分から動き出すのを待つことを推奨する人が多いです。
だけど、これは親であれ、専門家であれ、ただ楽な方向に流されているだけなのではないでしょうか?
何もしなければ急激に悪くなることはありません。
だけど、何か行動したら、悪いほうに事態が動く可能性もあります。
見守れと言ってる人達は、自分が行動して何か悪いことがおこるのが怖いから仲間を増やそうとしたり、営利目的の人は、とりあえず見守れと言っておけば苦情が来ないと考えているのではないでしょうか?
そのことに自分自身でも気づいていない人もいると思います。
そして、気づいた時には、もう取返しがつかない年齢になってしまっていることが多いです。
いじめなど不登校の原因があるのなら、それらを取りのぞく努力をし、転校やフリースクールも視野に入れて、少し回復したら、早めに子供の背中を押してあげて欲しいです。
子供の顔色を伺って、親が言いなりになる生活をおくり続けるのは、子供のためにも良くないと思います。