加熱
子供の数は減少の一歩を辿っていますが、中学受験はまだ加熱した状況が続きそうです。
子供を大手塾に入れるか、地元の中規模塾や個人塾に入れるか悩んでる方も多いと思います。
そして、それに正解はないと私は思っています。
結局、子供によって、何が合うかは違うし、そのクラスで、出会う先生や友達によっても変わってくると思います。
だから、結局一度子供に合いそうな場所に入れてみて、それでも合わなければ、塾を変えるしかないのだと思います。
転塾
私は転塾自体は悪いことだとは思いません。
ただ気をつけないといけないのは塾によってカリキュラムの進め方が違う点です。
私がSAPIXを選んだ理由のひとつに、SAPIXはカリキュラムの進度が早いから他の塾から転塾した時に習っていない単元があって大変だったという話を聞いたからです。
後から進度の速い塾への転塾するのは、優秀な子供でも、なかなか大変だと思います。
難関校を目指さない
最近の中学受験は多様化してきて、別に御三家や難関校を目指してない家庭も増えているようです。
だから最初から中規模塾を選んで入塾する家庭もあると思います。
ただ、やはり最初は大規模塾に入ったけれど、合わなくて中規模や小規模の面倒見の良い塾に転塾するケースのほうが多いのかなと思います。
モチベーション
インターネット上で見かけた話ですが、SAPIXでは成績もぱっとせず、やる気をなくしていた子が、中規模塾に入って再びやる気を出したそうです。
理由は、その塾では目に見える形でライバルが存在し、その子に勝ちたいということがモチベーションアップにつながったそうです。
特に男の子の場合は、こういう話はよく聞きます。
実は知り合いの男性でも、友人と競い合った結果、成績が上がり、大学進学にも影響した人がいます。
だから、男の子にとって目に見える形でのライバルは、本当に大切な存在なんだなと思います。
ただ、気をつけなければいけないのは、中規模塾でも成績が低迷しライバルと大きな差がついて自信を失くす場合や、逆に圧倒的に勝ち続けて天狗になってしまうこともあると思うので、そのあたりがライバルとの関係を、モチベーションにすることの難しさだと感じます。