発達グレー
世の中には発達障害など、生まれ持った特性のある子もいます。
ただ正式な診断が下りてない子供を、親や周りの人間が発達障害だと思いこんだり、発達グレーと表現することもあるようです。
息子の習い事にも終始動いていないと落ち着かない様子の子がいて、常に飛んだり手足をぶらぶらさせたり、ふらふら歩きまわったりして、たまに先生に注意されています。
親のスマホ
落ち着きのないお子さんの親御さんを見ると、習い事の見学には来ているものの、ほぼスマホ画面を見られています。
たまに下のお子さんを連れて来られる時は、動画を見させたりゲームをさせて子供を待たせています。
きっと上のお子さんも小さい頃からそうやって待つ時間を過ごしてきたのだと思います。
判断できない
待つ練習や先生の話を聞く態度など、最低限の躾けをされていない家庭の場合、落ち着きがなくても発達障害かどうかは判断しづらい気がします。
確かに世の中には、生まれつき早熟で落ち着いている子もいます。
親が厳しく育てなくても出来る子がいるのは事実ですが、もしも落ち着きのない子を厳しく育てていれば、今よりは落ち着いた子に育っていた可能性もあるのではないでしょうか。
私がそう思ったのは、習い事の先生が冗談を言った時に笑ってはしゃぐ息子と、落ち着きのない子の動きが見事にシンクロしていたからです。
息子はテンションが上がったのか、その後も落ち着きのない態度が続き、途中ではっと気づいて自分で態度を改めていました。
たぶん息子に何も教えず躾もしていなかったら、息子も落ち着きのない子になっていた可能性が高いと思います。
もちろん世の中には、親がどんなに努力しても生まれつきの特性でじっとしていられない子もいるでしょう。
ただ最初から待つ練習をしていなかったり、話を聞く態度を厳しく教えられていなければ、優秀な子以外はできなくて当然だと思います。
幼い頃からそういった教育を親がしてこなかった場合、生まれつきの特性なのか練習不足なのか判断が難しいと思います。