図形はセンス | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

図形はセンス

空間認知能力

最近息子に予習シリーズの立体図形の問題を教えていて、図形はセンスが重要だと改めて感じています。

私は空間認知能力が低く、ずっと苦労してきました。

そして息子に予習シリーズを教える上でも、空間認知能力が低いので苦労しています。

パターン

図形問題の中にはパターンや規則を覚えれば、解ける問題も多いと感じます。

そういった問題は、私でも簡単に教えられますし、演習を繰り返せば息子もある程度までは解けるようになります。

その反面、頭の中で立体図形を動かしたり、展開図から組みたてたりする問題は、演習量というよりも、センスによるところが大きいのではないかと感じています。

私は頭の中で展開図を組み立てたり、見取り図を回転させたりできないので、いつも展開図を印刷して組み立てたり開いたりして息子と確認しています。

特に見取り図に書かれた数字や記号が、展開図でどの向きになるのかを考える問題などは、実物がないと理解できません。

大人の私ですらそうなのですから、息子には難易度が高すぎると感じます。

できない親

私は優秀な親ではないので中学受験では不利になることもあると思います。

優秀な親なら、さっと子供に教えられる問題も、まず私が理解するのに時間がかかります。

その反面、できない子の気持ちがわかるのは悪いことではないと感じています。

もし私が子供の頃から展開図を頭の中で簡単に組み立てられていたら、どうして息子ができないのか理解できなかったと思います。

できない親だからこそ、できない子の気持ちがわかる部分もあるのかなと感じています。

展開図

頭の中で展開図組み立てるのは難しいので、答え合わせの時に、息子と実物を組み立てたり開いたりを繰りかえして勉強しています。

だけどテストの際に、実物を持ち込むことはできないので、最終的には頭の中で展開図を組み立てなくてはなりません。

だから、少しずつ息子に頭で考える練習はさせています。

例えば立体図形に書かれた記号が展開図でどの向きになるかを考える問題では、一度目は何も渡さずに考えさせます。

次に何も書かれていない展開図を渡して組み立てて考えさせています。

それでもわからない時には、最終的に展開図に記号を書き込んで、組み立てて確認しています。

最初から実物の展開図に記号を書き込んで確認するだけだと、頭で展開図を組み立てる力が育たない気がするので、なるべく頭で考える練習はさせています。

とはいえ、やはり図形はセンスによる部分も大きいと感じているので、どこまで効果があるのかは私にもわかりません。

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