3歳から足し算
息子には3歳から足し算を教えているので、足し算を始めたころは、まだ数の概念が育っていなかったと思います。
だから、とにかく最初は数えさせて暗記する方法で足し算ができるようにしました。
詳しい方法は「幼児に足し算を教える方法」に書いています。
そういった教え方をすると、数の概念が育たないという方もいます。
だけど、もうすぐ小学2年生の息子を身ていると、足し算と引き算の概念は、しっかりと身についていると感じます。
さくらんぼ計算
たまに、さくらんぼ計算を教えると子供が混乱すると、学校を批判される方もいます。
だけど、きちんと数の概念が育っていれば、さくらんぼ計算はできるはずです。
逆にさくらんぼ計算が理解できない子は、年齢相応の数の概念が育ってない可能性があります。
そして、さくらんぼ計算を理解できない子の中には、幼児期に先取りしていなかった子も多くいます。
理解
多くの子が数の概念を理解できるようになる年齢というのはあると思います。
ただ、その前に計算の勉強を始めたからといって数の概念が育たないわけではありません。
逆に入学後に計算をやり始めても、数の概念が理解できない場合もあります。
私はできない子ほど、早くに親が働きかけて、計算力と数の概念を少しずつ教えていったほうが良いと考えています。
息子は幼稚園時代に、小学生の範囲の計算だけはできるようになりました。
だけど小数や分数の概念など、まだ育っていないと感じる部分もあります。
それについては、計算とは別に日常的に教えていき、成長が追い付くのを待つしかないと考えています。
計算力は一朝一夕にはつきません。
だから、先に計算方法だけをマスターして計算力を磨きつつ、概念については日常的に根気強く教えていけば良いと思います。
少なくとも足し算や引き算への理解はそれで問題がなかったので、計算を先に覚えることを過剰に心配する必要はないと思います。
ただし計算力を付けることと同時に、親が子供に概念を教えていくことは大切だと感じています。
ちなみに息子は幼児期に七田式のプリントに取り組んでいましたが、数の概念を育ててくれるような問題も多かったので、そういったプリントを併用して使うのも良いと思います。
計算さえできれば良いという考えはよくありませんが、親がきちんと数の概念を教えていくのであれば、順番はどちらが先でも大丈夫だと思います。