不登校の家庭
近年増え続けている不登校ですが、ネットで不登校家庭を色々見ていると兄弟全員が不登校という家庭も多いと感じます。
私が実際に知っている不登校家庭も3人のお子さんが全員が不登校でした。
やはり上のお子さんが不登校だと、下の子は自分だけ学校に行かされることに不満を持ちやすいのではないかと感じます。
そして親も上の子を自由にさせている分、下の子にも甘くなってしまいやすいのではないでしょうか。
上の子だけ不登校の家庭
上の子が不登校で、下の子は学校に通っている家庭をネット上で見かけたことがあります。
その家庭では、下の子が学校で嫌なことがあり、学校に行きたくないと言い出した時、親は休ませずに半強制的に学校に行かせていました。
ちなみに、いじめなどの問題ではなく、ある体験に関するその子の心の問題でした。
結果的に下の子は、その後も不登校になることなく学校に通っているようです。
親が子供に無理をさせれば、誰でも学校に通えるようになるわけではないと思います。
だけど少しのことでもすぐに休ませてしまうと、かえって問題が大きくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
子供ごとに性格も状況も違うのに、子供が少しでも学校に行くのを嫌がったら休ませるべきだという意見には疑問を感じます。
そのような一律の対応が、逆に不登校を増やしてしまっているのではないでしょうか。
兄弟全員が不登校の家庭
兄弟全員が不登校の家庭を見ると、子供に無理をさせないとか、子供の意思に任せるという方針の親御さんが多いと感じます。
そして親が寄り添い続ければ、子供達はいつか自分で動き出すと信じている方も多いです。
だけど、その結果、何年も不登校が続いているようなケースもあります。
この対応が本当に正解なのか、疑問を感じずにはいられません。
不登校の増加
最近は子供が学校に行きたくないと言えば、どんな理由でもとりあえず休ませるべきだという風潮が強いです。
だけど少し無理して行った結果、不登校にならずにすむようなケースも少なからずあると感じています。
近年、不登校を認める風潮が広まるにつれ、不登校になる子供が増えています。
学校なんて行かなくても良いとか、どこでも学べるという世間の風潮が、子供達の未来を奪ってしまうこともあるのではないかと感じています。