単位の勉強方法 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

単位の勉強方法

単位でつまずく

息子はちょうど1年ほど前の年長の夏頃に、単位変換の問題で大きくつまずきました。

単位でつまずく理由のひとつは、まず単位の種類や変換の数値が完璧に頭に入っていないことだと思います。

だから毎日必ず九九のように口に出して言う練習から始めました。

最初は私が「1mは?」と聞くと、息子が「100㎝」と答えるようにm(メートル)、cm(センチメートル)、mm(ミリメートル)、km(キロメートル)の換算を口に出して言うようにしました。

他にもかさの単位であるL(リットル)、dL(デシリットル)、mL(ミリリットル)や、重さの単位のkg(キログラム)、g(グラム)なども全て口頭で質問して答えられる状態にしました。

そして少しずつ私が聞かなくても「1mは100cm」と「1cmは10mm」と毎日1人で言えるように練習しました。

>> 息子のプロフィール

口に出しながら問題を解く

きちんと単位の変換が自分で全て口に出せるようになってから、再度単位のプリントをやりました。

まず問題を見てから、必ず最初に基本の単位変換を必ず口に出すように言いました。

「2m=□cm」という問題が出てきたら息子の横で「1mは?」と私が聞いて、息子に「1m=100cm」と口に出させてから問題に取り組ませました。

そのうち私が聞かなくても自然と自分で口に出せるようになりました。

大きい単位に変換する時は割り算、小さい単位に変換する時は掛け算をすることも教えました。

「1mは100cm」だから、1mをcmになおす時は100倍になるんだよと伝えました。

それらを根気よく何度も繰り返して、息子は単位変換を1人でできるようになりました。

普通の子の勉強は繰り返しやって定着させることが大切だと思います。

できるがふえるドリル 時こくと時間・たんい 3年」のプリントは時間と単位の問題に特化したドリルです。

>> できるがふえるドリル 時こくと時間・たんい 3年

前半に時間の問題と後半に単位の問題がのってます。

息子はどちらもつまずいたので、このドリルにはとても役立ちました。

単位のつまずき再び

去年の夏にあれだけ苦労して教えた単位変換の問題ですが、最近また面積の問題で単位を変換することがあり再びつまずいてます。

面積の単位変換なのに、長さの単位と勘違いして不正解になってます。

新しいことが始まると混乱して、完璧にできるようになったと思っていた長さの変換すらあやしくなってきています。

だから長さの単位変換の基礎をおさらいしてから、面積の単位変換との違いを教えています。

新しい単元の先取は大変

普通の子は新しい単元を一度で理解できることは稀です。

先取学習をしていると、さらに難易度があがります。

だから何周もして定着させていくしかありません。

一度定着しても、次のひとつ難しい単元が出てくると混乱して前の単元までわからなくなることも、よくあります。

息子の勉強を見ていて、本当に勉強は繰り返しだと日々感じています。

でも繰り返しやれる時間があるうちはまだ幸せだと思います。

本当に怖いのは繰り返しやる時間が無くなり基礎や前の単元に戻る時間もおしくなり、抜け落ちたまま先に進まざるをえない時だと思います。

できるだけそうならないためにも、今からこつこつ頑張りたいと思います。

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