前受け校
所謂、前受け受験といわれる埼玉や千葉の受験も終わり、明日はいよいよ本命校を受ける生徒も多いと思います。
これまでに、埼玉や千葉で合格を手にしている子もいれば、いまだどこにも合格していない子もいると思います。
ただ、個人的には本番の前に、どこかひとつでも合格を手にしておいたほうが良いと私は思います。
できれば、通える範囲で合格した学校があると、さらに安心だと思います。
子供のタイプ
子供によってタイプは違うので、合格すると安心して必死になれないという人もいます。
ただ、もう埼玉や千葉の発表が終わってから、勉強できる日は限られています。
塾の先生は生徒の学力は最後まで伸びると言います。
でもいきなり、これまでの数年分の学力が伸びるわけではありません。
あくまでその期間で、できる範囲で伸びるだけだと思います。
もちろん、その期間にできるようになったことや、覚えたことがたまたま出て合格することもあるでしょう。
だけど、その確率はそこまで高くはない気がします。
合格を手にしても
本気で行きたい学校がある子は、合格を手にしても必死に勉強すると私は思います。
そして既に行ける学校があるということが、安心感につながり、冷静に勉強できるのではないでしょうか。
私は必死さ以上に、当日、安心して、落ち着いて試験を受けられることのほうが大切な気がします。
だから本命校の受験で、本来持つ力を落ち着いて出し切れるためにも、前受け校は手堅い学校を、いくつか受けさせたいなと今は思っています。
入学金など余分に支払うことになるかもしれませんが、息子の安心料だと思い、今から貯金しておこうと思います。
明日、たくさんの受験生が、これまで積み重ねてきた自分の力を出し切れることを願ってます。