偏差値高いなら
以前、ネットで見かけた話ですが最難関の国立大学を卒業した親御さんが、知人の子供が高偏差値だけど大学付属校中学を目指していることを聞き「もったいない」と感じられたそうです。
中学受験では、多くの親御さんが子供により良い環境で過ごして欲しいと考えられていると思います。
だけど、その方のように、本音の部分では子供の偏差値が高いなら、開成や灘に進学して欲しいと思われている方もいるのではないでしょうか。
大学付属
息子は大学付属志望なので、進学校の説明会は、あまり多くは聞いていません。
ただ、大学付属だけど半分進学校でもあるような学校や、併願校を幅広く見るためにも、何校か進学校の説明会に参加しました。
そして、やはり息子にはできれば大学付属付属に進学して欲しいと考えています。
絶対ないと思いますが、もし高学年で、開成に受かる偏差値があったとしても、息子には大学付属に進学してほしいです。
息子も今は大学付属を目指しているので、気が変わらないことも願います。
大学
「もったない」と思った親御さんの気持ちは、私にはわかりません。
親が子供の中学や高校に求める条件は千差万別です。
ただ、御三家に受かったとしても、海外の有名大学や、東大に入れる可能性はそれほど高くはありません。
大学付属に入れば、8割から9割程度の割合で、付属の大学に進学できる可能性があります。
そう思うと、大学付属を選ぶのは、それほど「もったいない」こともないことでもないと思います。
それに受験勉強ではなく、自分の好きな授業を選択してつきつめたり、趣味や部活に時間を使えるとしたら、そちらのほうが魅力的だと感じる人もいるでしょう。
偏差値が高ければ御三家に行って当たり前というような風潮は、私にはとてもおかしなことだと思います。
世の中には塾の先生が実績のために御三家を強く勧めることもあるらしいですが、子供が付属中学を希望するなら、塾の先生は素直に応援してあげて欲しいです。