毎日分数の問題を解いているのに…
息子は毎朝スマイルゼミの計算ドリルで、分数の問題を素早く解いています。
そして年長の頃からやっている問題集でも、何度も分数の問題が出てきています。
それなのに、なぜか毎回分数の大小を問われる簡単な問題を間違えます。
最初から数えると、もう4~5回ほど間違えていると思います。
問題集に出てきた時は、間違えた後にやり方を教えるので、すぐに理解して解けるようになります。
でも数カ月して別の問題集で同様の問題が出てくると、また間違えます。
息子は、それを繰り返しています。
生活の中で繰り返し触れてきた分数
小さい頃から、分数は生活の中で意図的に何度も触れてきました。
朝食の目玉焼きがまだ固焼きだったころは「半分は2分の1で、それをもう半分にすると4分の1になるんだよ」と教えてきました。
おやつのパンケーキなども、同様にして切り分けていました。
色々なパターンで切り分けて、これは「何分の一だと思う?」と質問すると、息子もちゃんと答えられていました。
その時の息子は、分数の仕組みを理解しているかのように見えていました。
早くから分数の理解を深めたいと取り組んできだけに、息子の分数の理解度を見ていると、軽くショックを受けます。
でも、これが普通の子の現実です。
幼い頃から、日常生活の中で体験を通じて教えていても、プリントで問題が出てくると間違えてしまう。
しかも何度もスパイラル学習してるのに、数カ月あけて違う問題集でやると、また間違える。
だから普通の子には、根気よく何度も丁寧に教え続けていくしかないのだと思います。
少しづつ理解は深まっている
今回間違えた原因は、分子と分母の関係性を逆に考えてしまったことでした。
分子と分母が逆ではあったものの分数の原理については、きちんと自分の口から説明できていたので、最初の頃に比べると少しづつ理解が深まってきていると感じます。
優秀な子は一を聞いて十を知るのでしょうけれど、普通の子は十回説明して一を理解し、数カ月あくと、その一をまた忘れてしまうということの繰り返しです。
特に息子は自分の学年よりも難しいことをやっているので、仕方のない面もあると思っています。
普通の子は何度も反復して少しづつ理解し、身につけていくしかないのだと感じます。
そして、そうやって反復する時間を確保するためにも、先取学習は有効だと思っています。
また間違うかもしれませんが、私も頑張って根気強く教え続けていこうと思います。