進学校と付属校
息子の希望の中学は今のところ付属中学ですが、付属校でありながら進学校という側面を兼ね備えた学校もあります。
進学校希望者に限らず大学の進学実績を気にされている方は多いと思います。
ただ、進学実績は大切だと思いますが、併願できない学校を除いて合格実績はあまり意味がないと私は考えています。
合格実績
合格実績は何人がその大学に合格したかになります。
例えば1人で国立大学と、私立の複数の大学に合格した場合、全て合格実績としてカウントされます。
世の中には国立大学と、難関校私立に5校合格するような優秀な人もいます。
そうなってくると合格実績って、いったい何の意味があるのなかと思わずにはいられません。
1人で複数合格
あくまで仮の話ですが1学年300人の生徒がいて、1人で国立1校、難関私立5校に合格した人がいたとします。
そうなると1人で6校合格したことになり、こういう子供が学年に50人いたとすれば、300人全てが国立か難関私立に合格したように見えてしまうのではないでしょうか?
だけど先程の仮の話では、実際は上位20%しか難関私立に合格できていないことになります。
このだから合格実績だけを見てこの進学校に行けば、ほぼ難関私立以上に入れると考えるのは大変危険だと思います。
大学付属
大切なのは合格率じゃなくて進学率だと思います。
どれだけたくさんの学校に合格していても、進学できるのはその中の1つだけです。
だからこそ、進学実績は信用できると私は思います。
逆に合格実績は、頭の良い子が何校も合格している可能性が高いので、ある程度は参考になっても、塾の合格実績と同じく信憑性は低いと思います。
その点、付属校は、付属大学の進学率がきちんと把握てきるのが良い点だと思います。