漢字検定合格までの進め方 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

漢字検定合格までの進め方

漢字の先取り学習

漢字の先取り学習について、一応我が家のやり方を書いておきたいと思います。

あくまで我が家の漢字学習の進め方ですので、これが必ずしも正解だとは限りません。

ですので、参考にする部分は参考にしつつ、最終的にはご家庭で試行錯誤してください。

また、息子は常に数学年上の漢検を受検しておりますので、子供の学年どおりの漢字検定や復習という形で受験される場合は、また違った勉強法のほうが良いと思います。

ちなみに、我が家は「すみっコぐらし学習ドリル」と、スマイルゼミの漢検ドリルを併用して使っています。

ですので、スマイルゼミをお持ちでない方は、スマイルゼミの代わりに、過去問集をいくつか併用して使われても良いと思います。

>> 息子のプロフィール

まずは読み

我が家では、まず最初に漢字を読めるようにしています。

スマイルゼミの漢検ドリルに、読みだけの問題があるのでこれを繰り返しやらせています。

そうすることで、読み方や漢字のだいたいの形が頭に入ります。

また、わからない言葉については、その都度息子が質問してくるので、言葉の意味もある程度は理解できます。

漢字ドリル

我が家はこれまでずっと「すみっコぐらし学習ドリル」を使っていました。

このドリルはかわいいだけでなく、中身も充実していると感じています

ただ、読みと書き取りの問題が同じページにあるので、読みの問題をやったら、何かで隠して書き取り問題をやったほうが良いと思います。

それで、だいたいの書き取りができるようになったら、今度は読みの部分はやらせず、書き取りの部分だけをやらせていました。

ちなみに、その時点でだいたい読みは満点をとれるようになっています。

ある程度、漢字が書けるようになれば、今度は間違えた漢字だけを部分的に抜き出して、1枚のプリントにして解かせてました。。

このあたりはパソコンの操作やプリンターが必要になるかと思います。

まとめテスト

すみっコぐらし学習ドリル」の気に行っているところは、ある一定数までの漢字を終えたら、まとめテストがあるところです。

息子の場合は、まとめテストまでの漢字をほぼ完ぺきに読み書きできるようにして、満点がとれたら先に進んでいました。

そうやって、まとめテストまでの単位ごとに区切って、漢字を覚えさせました。

ただ、ずっとやらないと前の漢字を忘れてしまうので、まとめテストについては定期的にやらせていました。

すみっコぐらし学習ドリル」には〇〇の漢字というようにページごとに、テーマがまとめられている点も、使いやすいと感じました。

スマイルゼミの書き取り

6級(5年)の漢字検定は、最初はスマイルゼミだけに任せていましたが、それでも「低学年と高学年の漢検の違い」で書いたように、最初は言葉の意味や考え方を何度も教えました。

低学年までの先取りでの漢字検定なら問題ないかもしれませんが、高学年になるほど、先取で受験するのなら親の伴走は必要だと思います。

ちなみにあくまで普通の子の話なので、優秀なお子さんなら、1人で進められるかもしれません。

あと「漢字検定をタブレットまかせにしたことの後悔」でも書いたようにスマイルゼミの漢検ドリルは、漢字の書き取りの変換機能が非常に甘いので、親はきちんと確認しておかないと大変なことになります。

ちなみに息子は「祭」の右上を「犬」と書いていました。

今は書き取りはスマイルゼミまかせにはしていませんが、漢字ドリルでも糖の下を、口でなく日と書いていたりするので、その都度書き直させています。

漢字が複雑になるほど、普通の子の場合、親の関与は必須になると思います。

漢字の書き取り以外のスマイルゼミ

スマイルゼミの漢検ドリルは書き取りの問題を除けば非常に便利です。

例えば書き順や部首や音訓は、息子1人でも進められます。

もちろん、どうしてそのような画数や書き順になるか息子が分からない時は、アニメーション動画などを見せたりしています。

だけどスマイルゼミの漢検ドリルがなければ、もっと親の労力が、かかっていたと思います。

過去問

スマイルゼミの漢検チャレンジ(過去問)の点数などを見て、おおむね合格点を超えられると判断したら、いよいよ過去問に挑戦します。

使っていた過去問は「漢検 6級 実物大過去問 本番チャレンジ!」です。

この過去問は本番と同じサイズなので、良い事前練習になると思います。

今回は、漢検の対策を本格的に始めるのが遅くなり、過去問をやる時期も遅くなって大変でした。

だから休日に2回ずつやったり、当日の朝にやったりしていました。

ちなみに過去問の結果は「漢字検定6級合格」に書いています。

本当に時間がなかったので過去問は1回づつしかやりませんでした。

ただ、間違えたところだけを抜き出して書かせたり、音訓の単語カードを作ったりして覚えさせました。

期間

今回は前回と違い、スマイルゼミの漢検ドリルで、1年ほど前から漢字を覚えさせていました。

ですが実際、えんぴつでの書き取りが全くできておらず、1カ月半ほどでの急いで準備することになりました。

その結果、何とか合格できましたが、やはり短期間で仕上げるのは親子共に大変なので、半年ぐらいは時間をかけて取り組んだほうが良いと思います。

また、学年が上がるごとに漢字の難易度もあがりますし、他の教科の勉強もあると思いますので、そのあたりも考慮したほうが良いと思います。

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