デジタル機器にふれすぎるのは危険 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

デジタル機器にふれすぎるのは危険

10人に1人

以前【「宿題ができない」「学校が嫌い」…発達障害の子を救う合理的配慮とは?】という記事を読んだことがあります。

その記事によると、文部科学省の調査では、通常学級に通う小学1年生のうち、知的発育に遅れはないものの、学習面、または行動面で困難を示すとされた子は9.8%いるそうです。

9.8%ということは、およそ10人に1人であり、クラスも3~4人ほど通常学級に通うことが困難な子がいることになります。

記事の内容としては、子共によって合理的配慮をすることを推奨する記事でした。

ただ、昔よりも合理的配慮がなされている現代のほうが、不登校児も発達障害児も増えている状況を見ていると、その方法が本当に正しいのか、わからずにいます。

また学生時代は合理的配慮をしてもらえても、就職先によっては、配慮してもらうことは難しい場合もあるのではないでしょうか。

大人になってから急に変わるのは難しいので、私は過剰に配慮するよりも、幼い頃から徐々に練習して身につけていくほうが良い気がしています。

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電子メディア

学習面や行動面で通常学級に通うことが困難な子には様々な理由があります。

生まれつき知的障害の子や発達障害の子もいるでしょうし、睡眠のリズムなど生活習慣の乱れが要因となっている子もいるようです。

近年、ゲームやYouTubeなど電子メディアに触れる時間が長すぎることで、問題が起きているケースも多いらしいです。

これは以前から私が肌感覚で感じてきたことで、幼い頃から電子機器に長時間触れ続けていた子ほど、後で問題がでやすいと感じています。

脳科学

最近の脳科学の研究では、小さい子どもが長時間電子メディアに触れ続けていると大脳の前頭前野という部分に影響を与えることがわかってきているそうです。

うろ覚えですが、乳幼児期から早期教育をしようと、教育的な映像を長時間見せ続けられた子供達は、逆に悪い影響が出たという実験結果もあったと思います。

また以前も紹介した「プレジデントベイビー 0歳からの知育大百科 2019完全保存版」という本の記事によると、東大生はそれ以外の家庭よりも、未就学児の頃にテレビを見ていた時間が短かったようです。

教育論者の子供達」にも書いてますが、お子さんが東大に合格している佐藤ママや陰山先生も子供のテレビ視聴には否定的だったと思います。

私は幼い頃から電子機器に長時間触れていることだけが、発達障害児や不登校が増えている原因だとは考えていません。

ただ、やはり未就学児の頃から毎日何時間も映像を見せ続けたり、ゲームをさせるのは、子供のためにもよくないと私は思います。

家庭ごとに時間を決めて、できるだけデジタル機器に触れさせる時間は制限したほうがよいのではないでしょうか。

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