サピックスに向く子
サピックスには負けず嫌いの子が向いているとか、負けず嫌いの子が有利だと聞くことは多いです。
だけど、これはあくまで優秀な子であるという前提があった上で成り立つのではないかと最近思います。
普通の子や出来ない子は、むしろ負けず嫌いなことが逆に不利に働くケースもあります。
カンニング
例えば負けずぎらいの子の中には、カンニングをしてしまう子もいるようです。
息子も1年生の時にカンニングの現場を目撃したことがありました。
負けたくないという気持ばかりが大きくなると、何のための勉強なのかということを見失ってしまいがちです。
だから、負けず嫌いの子が必ずしもサピックスや中学受験に向いているとは限らないと私は思います。
言い訳
負けず嫌いの子は負けることを嫌います。
だから、ずっと負け続けて、努力しても超えられない壁の存在に気付くと、今度は努力していないことを、言い訳にする子もいます。
「忙しくて全然勉強できなかったから」とか「早くから、そんなに頑張っても意味がない」などと言い訳して、自分は本気を出せばできるというふりをする子もいます。
そうなると努力しない分、ますます成績は下がっていき、負け続けてやる気もなくなっていきます。
負けず嫌いの種類
負けず嫌いでも、周りと比べるのではなく、過去の自分と比べられる負けず嫌いの子は強いと思います。
このケアレスミスがなければもっと上のクラスに行けたとか、もう少し早く解けたらこの問題は正解できたとか、自分と比べられる負けず嫌いは強いのではないでしょうか。
だから息子には、人と比べるのではなく、自分自身ときちんと向き合える負けず嫌いになって欲しいと思います。
そのためにも成績で一喜一憂せず、テスト内容を見て褒めたり、注意したりしたいと思います。