支援級の小学生の将来 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

支援級の小学生の将来

中卒

以前【中卒扱い、就職が悲惨…特別支援学校“卒業”は本当に「不利」? 自閉症児を育てた親の見解】という記事を読んで色々と考えさせられました。

近年、発達障害と言われる子供は10人に1人ほどの割合でいると言われており、クラスで3~4人ほどいることになります。

中には、検査を受けることや支援級に通うことを学校の担任先生から勧められたという話も聞いたことがあります。

だけど、その結果、子供が中卒扱いになっても、その先生は責任をとってくれないのではないでしょうか。

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中学以降

記事によると小学校入学時に、支援級や支援学校を選択した子どもは、中学校も支援級か支援学校、そして特別支援学校高等部に進むしかないそうです。

その理由は、小学校の6年間、支援学級や支援学校に通って基礎学力をつけていない子が、中学校から通常級に行くことは「不可能に近い」からだと書かれていました。

ギフテッドと呼ばれる高IQの子が、急にやる気を出して症状が落ち着けば、中学から通常級に通うことも不可能ではないでしょう。

ですが算数の勉強内容などを見ていると積み重ねであり、普通以下の子の場合、急に〇年生から追いつくというのは、相当強い覚悟がないと難しいと思います。

また、国語についても読解力や漢字を一気に数年分取りかえせる子は少ないと思います。

ましてや、学習習慣のついていない子にとっては勉強自体が非常に困難になるのではないでしょうか。

軽度の発達障害

たしかにIQが極端に低く、どんなに家庭で頑張って教えても、学校の勉強についていけないような重度の障害のある子は別だと思います。

だけど、現代の教育現場で発達障害と言われる子供達に中には、幼少期から動画視聴やゲームなどを長時間し続け、生活リズムも乱れて、そのせいで我慢する力や、学ぶ力が育たず、発達障害のように見えている子や、少し頑張れば普通級に通える軽度の発達障害の子もいるのではないでしょうか。

そういう子供達は例えば幼少期から少し家庭で先取して学習習慣をつけてあげたり、動画やゲームを制限することで変われることもあるのではないかと思います。

幼少期から発達の遅れが見られて、IQも低い場合は、特別な支援が必要だと思いますが、親が手をかけず安易に支援級に通わせてしまうことは、子供の将来を奪ってしまうことになる可能性もあります。

だから、親も慎重に判断する必要があると思います。

理由

近年、少子化と言われていますが、発達障害と言われる子は増えています。

これには、昔なら発達障害と診断されることがなかった人が、診断されていることもひとつの理由だと言われています。

だけども、親がスマホやゲームに子育てをまかせてしまった結果であることも、多いのではないでしょうか。

だからこそ、幼少期には、なるべくデジタル機器に触れる時間を制御して、少しでも学習習慣をつけ、椅子に座って話を聞く時間をもうけて、入学後半年分ぐらいの先取はしておいたほうが良いと思います。

そうすれば、現代増えていると言われる小1からの学級崩壊や発達障害児の増加にも多少は歯止めがかかるのではないでしょうか。

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