炎上
少し前にある親御さんがお子さんの検定試験についてコメントされた結果、SNSで炎上していました。
その内容については様々な意見があり、私も色々と考えさせられる部分がありました。
ただ疑問に思ったのが、その方に対して、親が無理矢理子供に勉強させるのは良くないという意見があったことです。
自主性
私はその方をよく知りませんし、ブログも膨大な量なので、まだ全ては読めていません。
ただ低学年の頃のブログを読む限りでは、その方のお子さんは自主的に勉強に取り組まれていたと感じます。
また批判している方の中には、子供が勉強しないという理由で親子喧嘩したり、勉強が原因で子供の体調に異変がでているような家庭もありました。
そういう方が、子供に無理矢理勉強させるのは良くないとか、自主性が大切と言われているのを見ると、疑問を感じてしまいます。
私には、批判をされている一部の方のお子さんのほうが、自ら勉強に取り組めない子に育っているように思えてなりません。
そして、そういった家庭のほうが、親が子供に無理矢理をさせていると感じてしまいます。
子供の意思
早くから子供に勉強させたり、長時間勉強させていると、そこに子供の意思はないかように思われる方もいます。
だけど本人のやりたいという意思が、どの程度あるのかを、他人が判断するのは難しいと思います。
佐藤ママについても、子供に無理矢理勉強させていたというイメージを持たれている方がたまにいますが、佐藤ママのお子さんは受験勉強の際に、家の廊下で眠ってしまうほど必死で勉強していたそうです。親に無理矢理、勉強をやらされている状態で、そこまで頑張れる子はいないのではないでしょうか。
ブログやSNSに「子供が勉強しないので親子喧嘩しました」と書かれているならまだしも、勉強時間や期間だけで親が無理矢理勉強させていると判断するのは、おかしなことだと思います。
親より早くに起きて毎日自ら勉強するなんて、子供にやる気がなければ、なかなかできないと思います。
最初は親の誘導だったとしても、子供が嫌がらずに、何年も親より早起きして、自ら勉強しているのであれば、そこに子供の意思が全くないとは私には思えません。
また、子供によって勉強できる時間や量も違うと思います。
だから勉強を嫌がる子供の親が、他人の子供に対して、親が無理矢理させるのはかわいそうだと言うことには、大きな疑問を感じてしまいます。
そういう方は、勉強嫌いな自分のお子さんが基準になってしまっているのではないでしょうか?
少なくとも勉強するしないで喧嘩になるような家庭のお子さんよりは、炎上していた家庭のお子さんのほうが、ずっと自主的に前向きに勉強されているのではないかと思います。