低学年と高学年の漢字検定の違い | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

低学年と高学年の漢字検定の違い

漢字検定6級

息子は少し前に漢字検定6級に合格しました。

ただ、低学年の普通の子供が、1人で高学年の漢字検定に挑むのは難しいと感じています。

なぜなら出題内容が低学年のものとは違うからです。

>> 息子のプロフィール

最初に苦労したもの

6級の受検で最終的に一番苦労したのは7級と同じく音訓でしたが、最初に教えるのに苦労したのは「熟語の構成」でした。

例えば「仮面」は逆に上の字が下の字の意味を説明していますが、「入団」は下の時から上の字へ逆に読むと意味がわかります。

「生産」はおなじような意味の漢字を組み合わせたもので、「加減」は反対や対になる意味の漢字を組み合わせたものになります。

こういったことを理解するには、漢字の持つ本来の意味をきちんと覚え、文章にして考えてみる必要があります。

高学年の子なら当たり前にできるのかもしれませんが、低学年の息子にはこれが、けっこう難しかったです。

だからひとつひとつ漢字の持つ意味を教えて理解させ、熟語の意味を教えて、そこから文章を読みながら教えました。

この部分については、低学年以下の小さなお子さんが1人でこなすのは、かなり難しいと思います。

また、読みの同じ漢字についても、同じくきちんと意味を理解しないといけないので、大変そうでした。

中学受験

低学年の漢字検定は1人で勉強して合格できたお子さんでも、学年ががあがる時には、親が最初につまづいていないか多少手伝ってあげたほうが良いかもしれません。

我が家は、まだ息子にスマホを買い与えてないので、漢字の書き順や画数なども息子のイメージと合わない場合は、スマホで調べて簡素な動画を見せていました。

学校で習ったことを復習する形での漢検と、まだ習っていないことを習得する漢検は違うと思います。

特に自分の学年との差があるほど、低学年の普通の子が1人でやるのは難しいので、親が付き添って、色々教えてあげると良いと思います。

その中で新しい語彙を知ることも多いと思うので、中学受験をされる場合は、入塾までに小学校の漢検を終わらせておくことを、お勧めします。

タイトルとURLをコピーしました