お世話係 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

お世話係

お世話係にされる小学生

息子が、まだ小さかった頃、私は息子の小学校以降の生活について、色々調べることが多かったです。

その中で驚いたのが「お世話係」にされている小学生がいることです。

同じクラスの子の中で、発達障害の子の面倒を見る係のようで、幼馴染の子やしっかりした子が選ばれるようです。

息子からは、そのような話は出ていませんし、授業参観などを見ていても、息子のクラスには、今のところ立ち歩いたり指示が一切通らないような子はいなさそうなので、お世話係は存在しないのかもしれません。

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反対

お世話係には賛否両論ありますが、私は1人の子供をお世話係に任命するのは反対です。

例えば当番制だったり、困っている子がいれば、その都度、みんなで手を差し伸べてあげようと子供に教えるなら良いと思います。

だけど、その負担を優秀な子が1人で背負うことには、逆の意味での差別を感じます。

その子が発達障害の子に教えたり手伝ったりしている時間、他の子が遊んだりしているのなら、その子1人が学校での自由な時間を奪われていることになります。

学校に行けなくなった子

お世話係を設定するのは、発達障害の子は、周りの友達になじみづらいからという理由も聞きます。

だから、お世話係の子は行事の班分けの時にお世話している子と同じグループにされることもあるそうです。

だけどお世話係の子にだって、その子の学校生活があり、仲良しの友達だっています。

断れば良いという意見もありますが、先生から説得されて、断れるほど強い子ばかりではありません。

どうしても、お世話係をというなら、輪番制にしたほうが、発達障害の子もクラスになじみやすいのではないでしょうか。

そして、行事の時にはくじで決めて、加配の先生をそのグループつけるのが良いと思います。

以前、お世話係が嫌で学校に行けなくなった子の話もみかけたことがあります。

まだ幼い小学生の1人の子に、発達障害の子の世話を押し付けるの本当に良くないと思います。

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