アルゴにはまる | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

アルゴにはまる

アルゴブーム

息子の中でアルゴブームがきています。

アルゴは年長の夏頃からたまにやっていましたが、その頃の息子は幼くて、カードの並べ方を間違えたり、勘違いを連発していました。

仕方なく息子は夫と一緒に、私と対戦する形で遊んでいました。

でも最近は1人でカードを並べて、きちんと情報を整理して予測し、私や夫に勝てるようになってきました。

>> 息子のプロフィール

アルゴのやり方

アルゴとは相手の持つカードの数字を予測して当てるカードゲームです。

カードの数字は0から11まであり、1つの数字に対して白と黒のカードがあります。

このカードを最初にテーブルの上に4枚づつ並べます。

並べ方は自分から見て左のほうから小さい数字を置いていきます。

同じ数字がある時は黒を左側に置きます。

>>アルゴ ベーシック (頭のよくなるゲーム)

まずカードの山の中から1枚引いて数字を確認します。

そのあと「アタック」と言って相手のカードの1枚を指差し、予測した数字を言います。

最初の時点では自分の持っているカード以外の情報は何もないので、大まかな予想で数字を当てにいきます。

数字を外してしまった場合は、引いたカードの数字を相手に見えるようにして、自分の手札の中に入れます。

そして、相手が数字を当てるターンになります。

当たった場合は、当てられたほうが「イエス」と言って当てられたカードをオープンします。

当てたほうは、先ほど引いたカードを裏向きのまま自分の手札に加えるか、続けて相手のカードを当てるかを選べます。

カードを裏向きで自分の手札に加えた場合は、相手がカードをひいて宣言するターンに移ります。

続けて相手のカードを当てる場合は、予測した数字を外した時点で、引いたカードを表にして手札に入れて、相手のターンに移ります。

この辺りは状況に応じて、臨機応変に対応していく必要があります。

例えば裏向きで手札にカードを加えても相手に100%バレるような数字の場合、一か八かでも当てに行く方が良いでしょう。

伏せられているカードの中に見える数字が入ることで、他の数字がある程度予測できるようになってきます。

見えるカードが多くなれば多くなるほど、可能性は絞られてきます。

例えば白の「0」のカードの左側(相手から見て)には、黒の「0」以外のカードはありません。

ターンが繰り返されるほど手持ちのカードも増え、見えるカードも増えるので、数字を予測しやすくなります。

また、自分が一度言った数字も候補からはずれます。

こうやって条件を整理しつつ、数字を予測していくカードゲームです。

アルゴで鍛えられる力

アルゴで鍛えられるのは、自分の持っている情報を頭の中で整理して考える力だと思います。

ただ、まだそれらの力が十分に育っていない場合は、1人でやるのが難しいかもしれません。

年長の息子は、自分の手持ちのカードを間違えて宣言してしまうなど、条件の整理がまだうまくできていませんでした。

でも最近はきちんと条件を頭の中で思い浮かべて、カードを予測できるようになってきました。

子供の成長って本当に早いし、あっという間だなと感じます。

まだ小学1年生ですが、本当に心も体も考える力も日々成長していると感じます。

大人に勝てるとうれしい

アルゴは運の要素も大きいので、きちんと情報を整理し考える力が育てば、大人も子供も対等に戦えます。

親子で計算対戦」でも書きましたが、低学年の計算ではもう息子に勝てそうにありませんが、この勝負はまだまだ続けられそうです。

息子も、とても楽しそうにアルゴをやっています。

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