滑り台の逆走 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

滑り台の逆走

ネット上の論争

前にネット上で滑り台を逆から登らせるか登らせないかで子供を持つ親同士の意見が分かれているのを見かけたことがあります。

色々な意見を見ていると、子育てに対する親の価値観の違いは大きいと感じます。

登らせない派の意見は、危険だし周りの子が滑れなくなり迷惑がかかるという意見が多かったです。

登らせる派の意見としては、子供の好奇心を大人が邪魔すのは良くないとか、何でも禁止すると子供の主体性が育たないと言った意見が多い印象でした。

>> 息子のプロフィール

登らせない派

私はもちろん登らせない派です。

息子には幼い頃から、ずっと滑り台は後ろから登って滑るというルールを徹底して教えてきました。

だから息子は、たぶん滑り台を逆走したことはありません。

ちなみに年少の頃の保育参観では、下から登ろうとする子を息子が必死でとめていました。

主体性

最近の育児では、よく子供の主体性を育てることが大切と言われますが、滑り台を逆走するのは子供の主体性を育てることにつながるのでしょうか?

滑り台の正しい使い方やルールを知っているのに逆走してしまう子は、本当に主体性のある子と言えるのでしょうか?

私には滑り台を逆走する子供達が、自ら深く考えて行動しているとは思えません。

むしろ本能に逆らえず、何も考えずに行動している可能性が高いと考えています。

その行為を認めることが、本当に子供の主体性を育てているのか疑問に思います。

個人的にはルールすら守れないような、我慢できない子を育てているだけのような気がしてなりません。

もし子供の主体性を育てると言うなら、子供と一緒に滑り台を逆走することでおきる弊害を考えて、子供に自ら正しい判断をさせるほうが良いと思います。

何も考えず逆走してしまう子よりも、本当は逆走したいけど危ないし迷惑だから我慢しようと考えられる子のほうが、むしろ主体性がある気がします。

個人的に主体性のある子というのは、何も考えず好き勝手するような子ではなく、きちんと考えて冷静に行動できる子ではないかと思います。

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