見学できる習い事と見学できない習い事
習い事は教室によって子供の様子を見学できる教室もあれば、見学できない教室もあります。
習い事の教室を決める上で、これはとても大切な条件だと思います。
我が家は極力親が見学のできる習い事を選んでいます。
「集団の習い事で育つ力」にも書きましたが、親がきちんと見守っているほうが待つ力やしっかり先生の話を聞く姿勢は育てやすいと思います。
また習い事の雰囲気や、周りの様子、先生の対応なども常に知ることができます。
だから、習い事を選ぶのであれば見学可能な習い事をおすすめします。
見学するならしっかり見る
個人的には見学できる習い事がおすすめです。
ただ見学が可能な習い事をさせるなら、子供が小さいうちは必ずきちんと見ててあげてください。
幼い子供は親を気にします。
上手にできた時は親のほうを見て、笑顔を見せている子もよくいます。
その時に親が軽くうなずいたりアイコンタクトをとったりすると、子供のうれしい気持ちや達成感は倍増します。
子供は自分が上手にできた姿を親に見せて、親に認めて欲しいと思っています。
その気持ちが子供のモチベーションにつながります。
だから上手にできた時に親がスマホを見ていたり、ママ友とのおしゃべりに夢中だと子供はがっかりします。
親が子供を見守るということは、親が思う以上に子供にとっては大切なことだと思います。
見学しないなら見学不可の習い事
見学できる習い事でも、親が見学をせずに出かけることのできる習い事はあります。
だけど他の子の親が大勢見守っている中で自分の親だけいないのは、子供にとって、とても辛い状況です。
見学可能な習い事を選ぶなら、親はきちんと見学するべきだと私は思います。
過去に親が見学に来ていない家庭のお子さんが、問題行動を繰り返しているのを見たことがあります。
たまに親が見学に来ている日は、その子も普段より頑張っていて、問題行動も少なかったです。
習い事に通わすことで、悪い習慣が身についてしまうこともあります。
見学するのが時間的に難しいのなら、最初から誰も見学できない習い事を選ぶと良いと思います。
誰も見に来ていなければ、子供は自分の親だけいないという劣等感を抱くようなこともありません。
習い事を選ぶ時は、見学できる教室と見学できない教室のどちらが自分の家庭に合っているのかを、よく考えて選ぶと良いと思います。