佐藤ママ | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

佐藤ママ

佐藤ママの子育ての目標

教育ママに人気のある「4人の子供を全員を東大理Ⅲに入れた」といわれる佐藤ママこと佐藤亮子さん。

きっと中学受験を目指されている家庭で、知らない方はほとんどいないでしょう。

私は信者というほどではないですが、本は数冊もっていますし佐藤ママは好きです。

よく誤解されていますが、佐藤ママの子育ての目標は東大でも医者でもなく子供達の自立だったそうです。

これは私の子育ての目標とも一致しています。

ただ子供が経済的に自立する上で、勉強はある程度大切になってきます。

子供の将来的な自立のために、ある程度勉強を頑張らせたいという思いは私も同じです。

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佐藤ママはパイオニア的存在

これまでの日本の教育は少なくとも表面上は、小さい頃はのびのび遊んだほうが良いと言われることが多かったと思います。

また、いまだに親があれこれ子供の世話を焼くと、子供が伸びないとか自立できないという説も根強く残っています。

だけど佐藤ママは子供全員を東大理Ⅲに入れることで、過保護でも小さい頃から勉強させても子供が優秀に育つことを証明しました。

世間では佐藤ママの子育てに否定的な意見も多く、子供の本当の気持ちを聞きたいとか、大学がゴールじゃないと批判する人もいます。

だけど佐藤ママの存在が知られ始めた頃に、世間の批判に対してお子さんの一人がとても素敵なコメントを出されていました。

そのコメントを見る限りでは、佐藤ママのお子さんは良識のあるしっかりとした人間に育っていると感じました。

過保護だと歪むとか自立できないなんて、他人の勝手な思い込みだと思います。

実際に上のお子さん達は、既に佐藤ママの元を離れて自立して自分達で生活されているそうです。

自ら過保護を公言し、結果を出した佐藤ママの存在は大きいと思います。

個人的にも佐藤ママの存在は過保護な育児をしている者として心強く感じます。

佐藤ママは実績がある

実績がない人が、何か言っても信憑性に欠けると思う人は多いと思います。

例えば子供はのびのび育てたほうが良いという教育論者の子供が問題児だったり、親が楽しても子供は優秀に育つという本を書いてる人の子供が勉強嫌いだったりすると、やはり信憑性に欠ける気がします。

そういった意味で佐藤ママはわかりやすい実績があります。

4人の子供全員が東大理Ⅲという結果は、生まれ持った頭の良さだけでは達成するのが難しいと思います。

きっと生まれつき頭の良い子供達が、勉強に向かって真剣に努力を重ねた結果だと思います。

東大には行けなくても、勉強に真剣に向き合い努力できる子供に育てるという点で佐藤ママの本は参考になる部分も多いと思います。

佐藤ママは世間の目を気にしない

佐藤ママの一番好きなところは批判を気にせず自分の言いたいことを言う姿勢です。

私もブログではわりと好き放題に書いていますが、実名や顔を出してあそこまで突き抜けられるのは本当にすごいと感じます。

だからこそ好き嫌いが分かれるのだと思います。

子供の宿題や学校の準備を親がやっていたと公表すれば、多くの批判が集まることは目に見えています。

だけどそれを気にもとめず公表するところに、佐藤ママの精神力の強さを感じます。

世の中には、多くの人から賛同を得られるような耳障りの良い育児をすすめる本が多いと感じます。

多くの批判が集まると予想できる自分の子育てのマイナス面を、ここまでさらけ出している教育論者はなかなかいないと思います。

私も佐藤ママの子育ての全てに賛同してるわけではなく、中には価値観の合わない部分もあります。

だけどそういった部分も含めて、耳障りの良いことばかり書いている育児本や教育本とは一線を画している気がします。

その佐藤ママの思い切りの良さが私は好きです。

何でも真似するのはよくない

佐藤ママの育児の中には普通の子供にも取り入れやすいヒントがたくさんあります。

普通の子供が実践したところで東大には行けないけれど、子供を勉強嫌いにさせないことはできると思います。

ただ「佐藤ママが〇〇していたから」と何でも真似したり、とりあえず真似できそうなところだけ適当に真似するのはよくないと思います。

佐藤ママの教育法の一部分だけを表面的に真似てしまうと、子供に悪影響が出ることもあると思います。

子供や家庭によって合う合わないがありますから、きちんと佐藤ママの教育の本当の意味を考えて、取り入れる価値があると思う部分は取り入れていくと良いと思います。

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