IQと勉強
IQと言えば勉強と密接な関係があるという認識が一般的だと思います。
ただ、最近発達障害につい色々と調べていることもあり、その中で必ずしもIQの高い子が勉強ができるわけではないと知りました。
もちろん境界知能と言われるほどIQが低いと学習面で困難なことは多いと思います。
だけど逆にトータルのIQが130を超えるギフテッドと呼ばれる人も。学習面で困難を抱えているケースは少なくはないと感じています。
結局、いくらIQが高くても項目ごとのIQの差に偏りがあり、発達障害と呼ばれる凸凹のある子は、勉強どころか普通の生活すらままならないこと多いのでしょうか。
成功
IQが高い人の中には大きな成功を収めている人もいます。
ビルゲイツやスティーブ・ジョブズが例としては、よく取り上げられるでしょう。
だけどギフテッド2Eと呼ばれる人達の中には、平均的なIQで凸凹のない人よりも行きにくい人生を歩んでいる人も多いのではないかと最近感じます
日本ではさかなクンのように、好きなことを追いかけて伸ばして成功した人が賞賛されます。
でも、その逆に、IQの高さと凸凹ゆえに、好きなことしかしてこなかった結果、社会になじめなくなり、引きこもってしまう人はクローズアップされることが、ほとんどありません。
さかなクンの生き方は映画になっても、真逆の立場の人達が表舞台に立つことは少ないと感じています。
だからこそ、もっと正確な統計が必要なのではないかと思わずにはいられません。
協調性
もし、ギフテッド2Eの子が早くから発達障害の治療をすれば、凸凹が埋まり、周りと協力しながら新しいものを生み出せる可能性もあるのではないでしょうか。
でも、好きなことだけして、人と関わることをを学べなければ、新しいものを生みせる可能性は低くなります。
だからこそ、ギフテッドだから学校に行かなくてよいというのは、学校が相当劣悪な環境ではない限り違うと思います。
自分の意見ばかり主張せず、相手の意見も受け入れることこそが、新しいものを作り出す上で必要になることもあります。
このまま不登校や発達障害やギフテッド2Eが増え続ける前に、正確な統計調査や、新しい方法の確立が必要だと思ててなりません。
そして、それは決して今推奨されているような好きなことだけをして過ごすという方法ではない気がしています。