繊細
不登校の子は繊細な子も多いと感じます。
そして、ちょっと意地悪な言い方をすると打たれ弱く、周りを気にしやすい子が多いと思います。
ちなみに息子も、本来は叱られると泣いてしまうような打たれ弱い子で、どちらかと言えば周りのことが気になる子です。
寄り添う
最近はお子さんの気持ちに寄り添おうとする親御さんも多いです。
育児関連の本にも、子供の気持ちに寄り添うことは大切だと書かれています。
たしかにそれも一理あると思います。
私も家庭内では、できる範囲で子供の気持ちは受け止めて寄り添うように心がけています。
だけど、学校のことに関しては別ではないかと、考えています。
肯定
我が家は学校の先生の言うことには、大きく間違っていない限り、基本的に肯定しています。
親が学校に対して否定的なことを言ってしまうと、子供も学校や先生への信頼をなくしたり反発しやすくなると思うからです。
そして、それが不登校や登校しぶりにつながることもあります。
実際に、学校の丸付けの基準が厳しすぎると不満を抱いて、先生に基準を甘くしてもらった家庭のお子さんは、やはり不登校になってしまったようです。
信頼関係
子供の気持ちは受け止めてあげても良いと思います。
「×がいっぱいで悲しかったね」と、抱きしめてあげるのは良いと思います。
だけど、うちの子は繊細だから×ばかりだと勉強嫌いになると、親が先生に言って、学校のやり方を変えるのは違うと思います。
例え少なくても〇をもらえた字を褒めるとか、一緒に書き直して、書き直しが終われば褒めてあげれば良いと思います。
また、家庭でカードを作って書き直した分だけシールをはっていき、貯まったら、ご褒美と交換できるようにしたり、1回で全部〇がもらえたら大袈裟に褒めてあげれば良いのではないでしょうか。
そして×をもらうのが嫌だと言うのなら、家庭で先取学習してなるべく×をもらわないようにするのも、ひとつの手段だと思います。
親子の信頼関係は大切ですが、学校や先生と子供の信頼関係も大切です。
だから、そのあたりも、きちんと考えて学校と子供が対立しないようにしていくことも必要なのではないでしょうか。