体力
「体力も生まれつき」でも書きましたが、私は少し前まで息子は生まれつき体力がないのかもしれないと感じていました。
ただ最近、ある運動系のイベントに参加したところ、意外にも息子は他の子よりも息切れせずに動き続けていました。
途中で疲れたと座り込む子もいましたが、息子は最後までわりと平気そうにしていました。
参加していた子の中には、団体スポーツを習っているような子もいましたが、その子と比べても見劣りしない程度に、最後まで動けていると感じました。
だから息子の体力がないと感じていたのは、もしかしたら私の誤解だったのかもしれません。
学校が疲れる
息子は毎日学校から帰ってくると、とても疲れています。
それは息子の体力がないせいだと思っていました。
ただ休みの日に遊んでる時は1日中はしゃいで動き回っても、しっかりと自分の足で歩いて帰ります。
だから体力がなくて疲れているのではなく、学校という空間が息子を疲れさせているのかもしれないと考えるようになりました。
精神的な負担
以前、発達障害の可能性が高い子の親御さんが、学校のない日は信じられないほど勉強が捗るとおっしゃっていました。
確かに息子も学校が休みの日は、家で何時間も勉強している日もありますが、それでも学校のある日ほどは疲れません。
だから最近は、体力的な問題ではなく、学校に行くことで精神的な負担がかかり、疲れているのかもしれないと思うようになりました。
努力
息子は本来、周りの物音が気になり、勉強の手がとまってしまうような集中力のない子です。
だけど小さい頃から習い事などを通じて、先生の話を集中して聞くことの大切さを教えてきたので、今は小学校でも問題なく過ごせています。
ただ意識しなくでも自然に先生の話を聞くことができるような子供達と比べて、息子は先生の話を聞くために、常に努力しなければならないのだと思います。
また小学校では周りに合わせて遅れないように行動しなくてはなりません。
それは特性のある子やマイペースで行動の遅い子にはプレッシャーとなり、精神的に疲れるのかもしれません。
練習
優秀な子が努力しなくてもできることが、努力しないとできない子供達は、普通に学校生活を送るだけでも、精神的に消耗してしまうのだと思います。
ただ、だからといって精神的に消耗しないフリースクールなどで自由な空間で過ごすことが、必ずしも子供のためになるとも思えません。
社会に出れば集中して人の話を聞くことや、周りのペースに合わせて行動することを求められる可能性は高いです。
だから早くからその練習をしたり、慣れていくことは必要だと私は思います。
その分、学校から帰宅後の勉強があまり捗らないので、幼稚園時代から先取りで学習を進めておいて良かったと感じています。