きっかけ
習い事を始めるきっかけは色々あると思いますが、大きく分けると親主導で習わせる場合と、子供が自分からやりたいと言う場合があると思います。
世の中には子供がやりたいと言い出すまで、習い事をやらせないという方針の方もいます。
また子供が自分から習い事をやりたいと言われなければ、成果が出ないという意見もあります。
だけど息子や周りの子を見ていると、そのようには感じません。
親が習わせたい習い事
息子は小学生になってから、私がどうしても習わせたいと思っていた習い事をはじめました。
習う前は、どちらかといえば苦手で、息子はあまり乗り気ではありませんでした。
だけど体験に行って、先生との相性が良かったこともあり、急にやる気になりました。
そして今では、その習い事が一番楽しいと言っています。
達成感
息子はどの習い事も楽しみながら、前向きに通っています。
だけど、どの習い事が一番楽しいかについては、その時々によって順番が入れ替わります。
息子が習い事を楽しいと思う一番の根拠は、達成感だと感じています。
頑張って努力して進級できたとか、〇〇ができるようになったというのが、息子の中で習い事が楽しいかどうかのひとつの判断基準になっていると感じます。
小学校に入学してからはじめた習い事は、最近目に見えて上達してきているので、息子もそれが楽しいようです。
子供のやりたい習い事
子供は世の中にある習い事を全て知っているわけではありません。
だから子供が自分からやりたいと言い出す習い事は、大抵友達が習っているものや、テレビで見たものなどになります。
そして子供は、その習い事をする上でどの程度の練習や努力が必要かを、理解できていないことが多いです。
単に子供がやりたがるからという理由で習い事を選ぶことが本当に良いことなのか、親は一度立ち止まって考えてみたほうが良いと思います。
親主導
子供がやりたいと言い出した習い事をさせることは、一見子供の主体性を重んじる良い教育のようにも見えます。
ただ幼い子供は深く考えずに、表面上だけを見て習い事をやりたいと言い出すこともあります。
だから自分で「やりたい」と言い出した習い事でも、合わずにすぐ「やめたい」と言う可能性もあります。
その時に「自分で決めたことだから」と無理矢理続けさせるぐらいなら、親主導で選んだほうが良いと思います。
親主導で選んだ習い事であっても、やった分だけ成果が出やすい習い事であれば、子供は習い事を楽しめる可能性が高いです。
子供の主体性
泣いて嫌がるような場合は別ですが、個人的には習い事を決める時に、子供の主体性はそこまで重視しなくても大丈夫だと感じています。
息子と同じ習い事を年少から続けている子の中には、最初は嫌がってあまり練習しない子もいましたが、今では自主的に練習するようになり、かなり上達しています。
最初は大変でも頑張っているうちに楽しくなることもありますし、そういう経験こそが子供にとって貴重な体験となるのではないでしょうか。
また中学受験を考えている家庭の場合は、中学受験と習い事の相性や、習い事のやめ時なども考えて習わせるほうが良いと思います。
中学受験と習い事の相性については「中学受験と習い事の相性」に書いてます。
安易に子供がやりたがるからという理由だけで習わせてしまうと、習い事を辞めなければいけない時に親子で衝突することもあります。
子供の気持ちも大切ですが、先のこともよく考えて、親子で納得のいくものを習わせるほうが良いと思います。