うちの子天才と思う瞬間
子育てをしていると「うちの子天才かも」なんて思う瞬間があったという方も多いと思います。
私にも「もしかたら、この子は頭が良いのかも」と思った瞬間はありました。
それは2歳の終わり頃に、はじめて挑戦する99ピースのパズルを息子が1人で最後まで完成させた時です。
だけど、そこから息子に勉強を教えていくにつれて、早々にその期待は打ち砕かれました。
今思えば、子供が興味を持ち集中して取り組めば、2歳でも99ピースぐらいのパズルはできるのだと思います。
本物の天才はほとんどいませんし、やはり遺伝の影響はある程度あります。
ただ個人的には、早めに現実を見れたのは、むしろ良かったと思っています。
3歳でひらがなが読める
何年か前に父親と3歳の子供のLINEのやり取りが話題になったことがありました。
それを見た一部の人達が、3歳の子が文字を読んで素早く返事を返せるわけがないから、親の嘘だと主張していました。
だけどその子は3歳になりたての子ではなく、年少の冬に3歳の子です。
その頃に、ひらがなを読める子は息子の幼稚園でも大勢いたと思います。
遊びの中で ひらがなを書いたり、手紙のやりとりをしている子供達もいました。
息子もよく幼稚園で作った工作に、ひらがなを書いていました。
当然ですが、字を書くよりもフリック入力のほうが幼い子供にとっては簡単です。
3歳後半の子供なら、興味さえ持てれば、ひらがなを読んだりフリック入力することは、それほど難しいことではないと思います。
興味があるかどうか
昔見た公文の未来フォーラムの映像で 年少で中学の問題を解いていた女の子がいました。
そういう子は本物の天才なのでしょう。
でも幼児が九九や国旗を覚えたり、ひらがなが早くに読めたりするのは、ただ単に興味があるかどうかだけの違いだと思います。
子供は興味があれば勝手に覚えることもありますし、興味がなくても親や幼稚園で教われば、ある程度は覚えます。
兄弟の影響で幼稚園時代に下の子が勝手に九九を覚えたけれど、自分の学年で九九を習う前に忘れてしまったというエピソードもあります。
子供は興味があれば覚えるけれど、興味をなくして時間が経てば忘れます。
幼児期は記憶力が良いので、九九でも英語でも漢字でも興味さえ持てば覚えます。
だからといって幼い頃に色々覚えている子が、必ずしも優秀な子だとは限らないと思います。
それは、息子を見ていても感じています。
期待しすぎない
偏見かもしれませんが、中学受験を途中でリタイアしてしまう人達の中には、子供に対する期待が大きすぎる人が多いと感じます。
自分の子供は優秀だという思い込みがあると、成績が振るわなくなった時に、こんな成績ならやる意味がないと思ってしまいやすいです。
そして子供ができないことを認められないと、親子関係を悪化させてしまうこともあります。
だから子供への期待は、ほどほどにしておくのが良いと思います。
私も息子に過度な期待はしないように、これからも気をつけたいと思います。