先日、息子が漢字検定7級を受検してきました。
2カ月ほど前に漢検7級の受検を決めた時はどうなることかと思いましたが、受検自体は何とか無事に終了しました。
スマイルゼミの漢検チャレンジの点数
「4年生の漢字一周終了」に詳しく書いていますがスマイルゼミの漢検チャレンジは問題数が多いので、当初朝学習でやるには時間が足りませんでした。
ただ日を追うごとに息子の問題を解くスピードがどんどん上がってきたので、漢検本番の1カ月前頃からは毎朝漢検チャレンジをやってから小学校に行っていました。
スマイルゼミの漢検チャレンジは全部で120問あり200点満点で、本番と同じボリュームの問題が出ます。
その漢検チャレンジを息子は毎朝30分以内に終わらせていました。
だから字は無茶苦茶汚いです。
スマイルゼミの漢検ドリルは変換の判定がものすごく甘いので、汚い字でも多少間違っていても問題なく変換されます。
そして朝は時間がないので、私も息子を甘やかしています。
本来漢字は丁寧にきれいに書かせたほうが良いと思いますが、それは帰宅後に紙のドリルや過去問でやることにしていました。
最終的に毎朝の漢検チャレンジの点数は180点以下をとることがほぼなくなり、だいたい180点台後半から190点台前半をとることが多かったです。
最高点は199点で、結局漢検の当日まで一度も200点満点をとることはできませんでした。
スマイルゼミの漢字ドリルが誤解されると困るので念のため書いておきますが、スマイルゼミの通常学習の漢字ドリルは判定がとても厳しいです。
漢字をきれいに書けても、字を書く位置や大きさが合っていないと容赦なく書き直しになります。
漢字の判定が甘いのは漢検ドリルだけなので、スマイルゼミでも漢字をきれいに書く習慣はつけられます。
ただ最終的に、漢字は紙にえんぴつで書く練習をすることをおすすめします。
過去問の点数
過去問は何度かやりましたが、はっきり言って息子の点数がよくわかりません。
というのも汚い字をどこまで正解にして良いか悩むからです。
明らかに字が違っていたり、棒や点が多かったり足りないものについては当然不正解にしていますが、ほんの少しだけ棒がはみ出しているような字は判定が難しいです。
ただ年長の息子が漢字検定8級に合格するぐらいですから、きっとそこまで厳しくは判定されていないのだと思います。
一応、私の甘め判定だと、漢検の前日と当日にやった過去問は196点、194点、192点でした。
ただ息子が漢検当日に書いた字がどのように判定されるかは予測できません。
ちなみに漢字検定のホームページに判定の目安が書かれています。
最後まで悩まされ続けた音読み訓読み
私の頭が良くないのもあると思いますが、4年生の音読み訓読みは大人でも結構難しいと感じます。
最初に息子に漢字を教えだした頃は「訓読みはそれだけで意味が通じる言葉で、音読みは漢字1文字では意味が通じない言葉だよと」教えていました。
例えば「力」の場合、訓読みの「ちから」は意味がわかるけれど、音読みの「りょく」だと意味がわかりません。
だけど小4の漢字なると、その理屈がだんだんと通じなくなってきます。
「陸」の「りく」は音読みです。
「りく」でも意味は通じますが音読みです。
そのため夫が「二字熟語になるのは音読みだよ」と教えました。
すると今度は「束(たば)は花束(はなたば)って言うから音読みでしょ」と間違えるようになりました。
さらに「塩(しお)」は「雪塩(ゆきしお)ってあるでしょ」と音読みにしていたので「雪塩は商品名だから違うよ」と教えました。
「辺(へん)」は過去に何度か算数の問題で出てきており、意味も通じるので息子は訓読みだと判断していました。
だから算数で「底辺(ていへん)」という二字熟語が出てきたことを思い出させて、音読みだと教えました。
「倉(くら)」と「富(とみ)」と「関(せき)」は、言葉の意味がわからず音読みにしていたので、何度も言葉の意味を教えました。
あとは音読みか訓読みか迷ったら、他の読み方を探してみる方法なども教えました。
ただ最終的に音読みか訓読みかの判断が難しいものは暗記するしかないと思いました。
息子が当日の朝まで間違い続けた、本当に頭の痛い分野でした。
漢検7級を受けた息子の感想
息子の感想は「まぁまぁ、できたと思う」でした。
息子の話では初見の問題が3問あったようですが、一応全て解答欄を埋めたそうです。
ちなみにそのうち1問は確実に間違えているので、既に満点合格は逃しています。
ただ3問以外は全て見たことのある問題だったようで、手ごたえはあったようです。
そう考えるとスマイルゼミの漢検ドリルは本当にすごいと思います。
漢検合格という目的だけなら、スマイルゼミの漢検ドリルを極めるのが一番近道のような気がします。
漢検7級の受検を終えた親の感想
息子の字はあまりきれいではなく、日によって書く字の差が激しいです。
たまに小1が書いたとは思えないほどきれいな字を書く時もありますが、残念な字のことのほうが圧倒的に多いです。
そして「漢字検定7級は解答用紙が別」で予想していたとおり、過去問に取り組んでいる中で、消しゴムで隣の解答欄の字を一部消して、そのままにしてしまうことが何度かありました。
そのため私には、息子が漢検に合格しているという自信はありません。
それでも、やっと漢検7級に向けた勉強とプレッシャーから解法されて、今は晴れやかな気持ちでいます。
ほぼ毎日丸付けして書き直しを見直し、丁寧に書くように細かく指導し、正しい書き順を教え、音読み訓読みの教え方に悩み、何度も同じ漢字の言葉の意味を教え続けました。
一番頑張ったのはもちろん息子ですが、少しだけ自分にも「おつかれさま」と言いたい気持ちです。
約2カ月前に6月の漢検を受けると決めた時には、息子がここまでできるようになるとは思っていませんでした。
本当にこの2カ月間、息子はこれまでの漢検以上にものすごく努力したと思います。
漢字検定の当日も最後まで見直したいと、家を出る直前までスマイルゼミの「音読みと訓読み」の問題を私と一緒にやりました。
息子の努力を見てきたので絶対に合格して欲しいという気持ちもありますが、もしダメだったとしても10月に再挑戦すれば良いと思っています。
ただ4年生の漢字はある程度定着したと思うので、これからは4年生までの漢字を復習しつつ5年生の漢字をゆるく進めていく予定です。
ちなみに、ここ数日は1年生から3年生までの漢検ドリルを復習しています。
中には忘れている漢字もあり、やはり定期的な復習は必要だと感じます。
もし7級に合格していたら、次は2月か6月の漢検6級に向けて、少しずつ勉強を進めたいと思います。
もう短期決戦は避けたいので今回不合格でなければ、10月の漢検は受検しない予定です。