ゲーム問題は悩ましい
中学受験を予定されている方なら、子供のゲームは一番悩ましい問題だと思います。
いつから与えるのか、ルールはどうするのか、そもそも与えないという選択肢は可能なのかなど、我が家も悩みはつきません。
現在小学1年生の息子には、まだゲームを買い与えていません。
息子の通っていた幼稚園は教育熱心な家庭が多い園だったこともあり、ゲームをしている子供は少数派でした。
また自由保育の園だったので、子供達の話題の中心は幼稚園の中で何をして遊ぶかでした。
次に一緒にやる遊びを話し合って決めたり、どうやって遊びの内容を改善していくか話し合ったりと話題はつきませんでした。
だからゲームや特定のアニメを見ていなくても、その話題に入れないから困るということはありませんでした。
今のところ息子は「〇〇の授業たのしみだね」「給食の〇〇おいしかったね」など、友達とはたわいのない会話をしているようです。
ゲームの話も多少は出ているようですが、まだ小学校に入って間もないので子供達の話題の中心にはなっていないようです。
買っても買わなくても地獄
中学受験の話を聞いたりネットで情報を集める中で、勉強の弊害として出てくることが多いのがゲームとYouTubeです。
佐藤ママは最初から買い与えないことを推奨されていたと思いますが、佐藤ママのお子さんが子供の時とは時代が変わってきています。
昔は金銭面的な問題で買い与えられない家庭もあったと思いますが、今は金銭面的に余裕がなくても子供が仲間外れにならないようにゲームやスマホを買い与える家庭が多いようです。
私の本音は、これからの中学受験のことを考えると買い与えたくありません。
ただゲームを買い与えないことで、息子が過剰な劣等感を感じてしまうのではないかと不安な気持ちもあります。
買っても買わなくても地獄といった状況です。
ゲームができないとかわいそうなのか
たまにゲームをさせてもらえない子をかわいそうと言う人もいます。
でもゲームが存在しない時代の子供達は不幸だったのでしょうか?
幼い子供ほど今ある物を使って想像して遊んだり、体を動かして遊びます。
小さな子供は特別な道具なんてなくても、自分で遊びを考えて楽しめる力を持っていると思います。
だからゲームをしなければ不幸だということはないと思います。
だけど子供は周りと自分を比べます。
子供が大きくなるほど、その傾向は強くなるでしょう。
ゲームができないことが辛いのではなく、周りの子がやってることを自分だけできないという状況が辛いのだと思います。
ゲームの怖さ
ゲームの中毒性やその怖さについては幼い頃から息子に教えています。
また気をつけて使わないと、中学受験においては大きな足枷になることも伝えています。
息子もそれらを十分に理解しているので、安易にゲームが欲しいとは言いません。
だからこそ息子がゲームを欲しいと言い出した時は、余程のことだと思います。
その時はルールや罰則などを事前に決めた上で、買い与えようと考えています。
逆に息子が欲しいと言ってこないのに焦って買い与えることはしないでおこうと思います。
個人的に親が心配しすぎて先回りしてゲームを買い与えるのは、あまり良くないと思っています。
今はまだ友達とたわいのない会話を楽しんでいるようなので、その状況が続く限りは見守ろうと思います。
ゲームを習慣にはしたくない
ゲームは息子が自ら欲しいと言ってきた時に買い与える予定ですが、できれば習慣化したくないと思っています。
毎日勉強が終わったらゲームするのが習慣という子もいます。
でも息子は平凡な子なので、そのやり方だとゲームが気になって勉強に身が入らなくなるのではないかと思います。
また私は子供の興味や関心がゲームばかりに偏るのは、あまり良くないと考えています。
だから空き時間にはゲームばかりではなく、興味や知識の幅を広げるためにも、他の遊びや読書もして欲しいと思っています。
細かいルールは息子の意見も聞いた上で決めようと思いますが、ゲームをなるべく習慣化しない形で作っていきたいと思います。