失礼
たまに、併願校のことを、お守り校とか前受け校という人がいます。
これに対して、その学校が第一志望の子もいるのだから失礼だと言われる方もいます。
だけど、個人的には別に良いのではないかと思います。
お守り校
確かに「あんな低偏差値の低い学校行くが意味ない」などと発言される方達は、論外だと思います。
だけど、もし第一志望や第二志望に落ちても、私にはこの学校にあるという安心感は子供にとって大切なのではないでしょうか?
そういった意味でお守り校という予備方は、子供の気持ちを守ってくれる学校という意味で、ぴったりな気がします。
人の受ける学校を見下したり、ばかにするのは絶対に良くありませんが、悪い意味で使うのでないなら、私は良いと思います。
前受け校
埼玉や千葉の受験は、東京や神奈川よりも早いので、前受け校と呼ばれることはあります。
子供達は塾に通い多くの模試を受けていることでしょう。
だけど、いきなりぶっつけ本番で本物の入試を受けるのは、かなり危険だと私は思います。
息子は、今のところそこまで上がり症というようには見えませんが、本番の試験ではどういった心境の変化があるかわかりません。
もちろん息子に限らず、多くの受験生にとって、本命校の前に、本物の入試を体験しておくことは大切だと思います。
たしかに、その学校が本命校の子供や親にとっては、お試し受験のようで気分がよくないのかもしれません。
ただ、ご自分のお子さんの本命校の受験が後で、同じ立場であれば、やはり前受け受験をする人が多いのではないでしょうか?
特に自分の点数が何点だったのか、わかる学校もあるので、そういった情報は、その後の受験の戦略を練る上でも大切になってくると思います。