子供による差
抽象的概念が育ってない子は、中学受験の問題を解くのが難しいと言われています。
確かに息子を見ていても、抽象的概念が必要だと言われるような単元では苦戦しています。
ただ、子供ごとに成長スピードが違うように、抽象的概念が育つ時期というのも、子供によって大きなに差があるのではないでしょうか。
だから高学年になっても、抽象的概念が育っていなければ、中学受験塾の勉強についていけなくなってしまう可能性が高のではないでしょうか。
根気
私は理解力が乏しく幼い子ほど、何度も問題を解かせながら、日常とも結びつけつつ根気よく教えるしかないと考えています。
そして根気よく教えるのには時間がかかります。
中学受験の勉強が本格的に始まった後に、塾のカリキュラムをこなしながら、根気よく教えるのは時間的に難しいと思います。
日常
私は息子が幼い頃から、目玉焼きやパンケーキを切りならが分数の話をして、少しずつ理解を深めてきました。
それでも、小学生になってから分数の問題を解かせてみると間違うことも、普通にありました。
だけど何度も演習を重ねて、日常会話でも分数の話をするにつれて、以前よりも徐々にですが分数への理解が深まってきていると感じます。
割合や速さについても、問題を解きながら、日常の生活の中で割引きされた値段を計算してみたり、車や電車の速度について話すことで、少しずつですが理解が進んできていると感じます。
数の概念
息子は足し算や引き算を覚えた時、まだ数の概念が育っていませんでした。
だけど数の概念が育ちそうなプリント教材をやったり、普段の会話の中で数について色々話したりすることで、数の概念は育っていきました。
だから中学受験の問題も、抽象的概念が育つ前に問題に取り組んでも、別に良いのではないかと考えています。
もちろん問題を解かせる上で難しさを感じることも多いですが、それでも何もしないよりは良いと思っています。
もし高学年になった時に息子の抽象的概念がきちんと育っていなくても、何とか塾の授業内容が理解できるぐらいには、しておきたいと思っています。