偏差値
の中には、子供が偏差値の高い大学や医学部を目指すことを批判する人も多いです。
佐藤ママのお子さんが、全員東大理Ⅲに行ったのは、佐藤ママが子供に強制したからだという人もいます。
だけど、進学塾に通えば親が何も言わなくても、雰囲気に流されて自然とトップ校を目指すこともあると思います。
トップの進学校に通えば、その学校の雰囲気に流されて、東大理Ⅲを目指す子もいるでしょう。
でもそれって、そんなに悪いことなのでしょうか?
絶対に〇〇になりたいという強い意思もないのに、大学受験するのはいけないことなのでしょうか。
そもそも、将来やりたいことって必ずないとだめなのでしょうか。
やりたいだけではダメ
例えば面白そうだなとか、やってみたいなと思うことがあったとしても、それで収入を得られるかどうかは別です。
また、その仕事につける可能性や、きちんと休みがとれるかなども考えなければいけません。
そうやって絞っていくと、ある程度選べる仕事は限られてくるのではないかと感じます。
その中に、そこまで情熱をかけてやりたいものがなかった場合、条件面で仕事を選ぶのは悪いことではないと思います。
やりがいと環境
心の底から本当に好きなことや小さい頃からの夢を仕事にしている人は、意外にも少ないのではないでしょうか。
世の中には働くのが楽しいという人も大勢いると思いますが、例え小さい頃からの夢だった仕事ではなくても、きちんとやりがいを感じられれば、仕事が楽しくなることもあると私は思います。
好きな仕事につくのも良いと思いますが、より大切なのは、ある程度、仕事を楽しめる環境にいることではないでしょうか。
ブラックな職場で、毎日睡眠時間を削りながら上司に怒鳴られて働く状況では、どれだけ好きでやりたかった仕事でも、心を病んでしまうこともあります。
だから私は条件面で仕事を選ぶことが悪いことだとは思えません。
小学生の夢
何度か書いていますが、息子は今のところ大学付属の中学を希望しています。
だから中学に進学したら、付属の大学の学部の中から、どんな仕事につける可能性があるのかを、息子と話し合いたいと思います。
また受験までに、実現する可能性が高い仕事で、息子に将来やりたいことができれば、大学の学部を見て付属の中学を選ぶのも良いと思っています。
ただ、小学生の頃に〇〇になりたいと言っていても、思春期以降に周りの影響で価値観が変わることもあると思うので、小学生の子供の夢に、親があまりこだわりすぎるのも良くない気がしています。
息子に将来やりたいことができた時は、本気度を確かめつつ、中学選びに関係する部分は、よく話し合いたと思います。