漢検は7級から解答用紙が別になる
昨日インターネットから購入した「漢検 7級 実物大過去問 本番チャレンジ! 」が届いていたので、中身をパラパラっと見てみました。
そして愕然としました。
小学3年の漢字検定8級までは問題用紙に直接書き込む形式だったのに、漢字検定7級では問題用紙と解答用紙が分かれていて、答えは解答用紙に書く形式に変わっていました。
しかも回答欄が多い。
息子はうっかりものなので、回答欄をずらして書いてしまうのではないかと心配です。
普段から、わからない問題は飛ばして先に進むように言っているので、わからない問題を飛ばす時に解答欄をあけずに続けて書いてしまいそうです。
またスマイルゼミの漢検ドリルでは「音読み」か「訓読みを」タッチして選んでいましたが、漢字検定の7級では「音読み」か「訓読み」かを「ア」か「イ」の記号で書かなければいけません。
解答用紙が分かれると、このように記号に変換しなければならないといった問題が出てきます。
きちんと教えて、これから練習させるつもりですが、本番で息子が間違えないか不安です。
また解答欄の確認に時間をとられて、時間切れになるのではないかと心配です。
もともと合格の可能性の低いチャレンジでしたが、解答用紙が分かれることで、さらに難しくなってきました。
解答欄は小さめ
解答欄は小さめで、枠内にしっかりきれいに書くのは難易度が高いと感じます。
4年生の漢字は複雑で、ただでさえ字がつぶれがちなのに、あの枠の中に収めるとなると、細部がつぶれたり、字のバランスを保つのが大変そうです。
そして、何よりも怖いのが書き間違えた時です。
息子は解答欄がある程度離れている「すみっコぐらし学習ドリル 小学4年の漢字」のプリントですら、たまに勢いあまって、隣の漢字の一部まで消しゴムで消していることがあります。
消しゴムは使えますが、息子の力はまだ弱くて、きれいに消すためにはかなり力を入れないといけません。
そのため勢い余って、隣の正解している部分まで消してしまうことがあります。
そして消したことに気付かないで、そのままにしていることも多いです。
漢字検定の解答用紙は、解答欄同士が隣にぴったりくっついているので、息子の消し方で字を消すと、隣の字も消えてしまう可能性が高いです。
漢字の読み書きの問題だけではなく、1年生がが4年生の級を受けるということは、こういった問題もあるのだと痛感しました。
息子は先取学習している以外は、同学年の子より幼いと感じることも多いので色々と心配です。
何のための漢字検定なのか
今回不合格でも7級の漢字検定には、挑戦し続けようと思います。
ただ漢字検定の取得が最終目標ではないことは、常に忘れないようにしたいと思います。
私は、中学受験のために息子に漢字を先取させています。
それは後々時間がなくなる4年生以降に、少しでも多くの時間を残すためです。
もちろん4年生の漢字をきちんと覚えることは大切です。
ただ合格できない原因が息子の幼さによるものであり、ある程度4年生の漢字を覚えられているのなら、先に進もうと思っています。
消しゴムの使い方や解答用紙の書き方などは、年齢が上がれば徐々に慣れて自然とできるようになると思います。
だから、そのあたりの練習に時間をかけてまで、漢字検定7級に合格する意味はないと考えています。
検定を受けるのは、近い目標を作ることで子供のモチベーションをアップするためという目的を忘れずにいたいと思います。